パゴロウ
前回のお話 ポ村産・梅のど飴を多くの人に買ってもらうため、POPづくりをすることにした薬局スタッフ。 消費者の購買意欲をそそるようなフレーズを、わちゃわちゃしながら考えているようです。「パゴちゃんは、なんかいいの思いついた?」 「はい、ええとで…
前回のお話 ポ村産・梅のど飴を多くの人に買ってもらうため、POPづくりをすることにした薬局スタッフ。マメチュー先生の調剤薬局には、ドラッグストアほど多くは置いてありませんが、のど飴以外にも商品を販売しています。 薬の待ち時間を利用して、患者さん…
前回のお話 ポ村産・梅のど飴を多くの人に買ってもらうため、上手に宣伝することにした薬局スタッフ。 「これって医薬部外品ののど飴だよね。処方箋が必要な医療用医薬品でもないから、アピールしても大丈夫なはず」 【医薬品医療機器法】 処方箋に基づいて…
前回のお話マメチュー先生の薬局に、おしゃべりなMR(医薬情報担当者)ペモリンさんがやってきました。 このあとは、内科医くまじろ先生の所にいくのだそうです。 一方マメチュー先生は朝一で薬を取りに来ると言っていたきのこさんが、お昼になっても姿を現さ…
前回のお話 朝…。 ポ村に住むカラスケくんや、スネ文さんはおしゃべりな女性の方に絡まれていました。 午前9時前、マメチュー先生の薬局では開店準備中。 高齢の患者さんたちは、開店時間の9時前から薬局内に入ってきてしまうのですが、今日は誰も入ってく…
「カラスって早起きよね。みんな何時に起きているの?」 「早朝の渋谷とかでご飯食べてるわよね。4時起きとか?そうでしょ?あたしの直感、よくあたるの。ついでにあたしは6時起きよ」 「そうだすか。わたすの仲間には、0時過ぎには起きているカラスもいる…
前回のお話 軟膏調剤が苦手なまゆさん。 あちこち軟膏を付けまくり、ベタベタにしています。 どうやらぶきっちょさんみたいです。 「今まで器用さを必要とする作業はどうしてたの?」「そんなことは気にされなくて結構。ちゃんとできます。折り紙と、軟膏を…
マメチュー先生の薬局では、最近皮膚科の処方が増えてきました。軟膏ねりねりポ村から比較的近いところに、皮膚科の病院が出来たらしい。いつもはマメチュー先生が、素早くチューブから薬を出して、皮膚科の処方箋によくある混合処方を作り上げてくれます。 …
前回のお話 仕事の休憩中、パゴロウさんとUSAさんは、ポ村の占い師・ソヨウさんの話をしていました。 「憎い人がいて悩んでいる人に、丑の刻参りをすすめたんだって」 「なぜ丑の刻参りを?」 「ソヨウ君が勧めた丑の刻参りは、ポ村の御神木限定」 「ポ村の…
憎くて憎くて仕方がない人がいる。 目の前から消えていなくなって欲しい。 そういう時って、一体どうしたらいいんだろう。 マメチュー先生の薬局の、鉢の中で暮らす木じじい。 木のじじいであるため、鉢の中から出て移動するのは一苦労。 そのため、ほとんど…
前回のお話土曜日の午後 マメチュー先生の調剤薬局にやってきたトビーくんとペンネくん。 パゴロウさんは風邪気味のペンネくんに渡す、風邪薬であるシロップの準備をしていました。 パゴロウさんは過量服用にならないよう、きっちりしっかりはかってからシロ…
本日は土曜日。 パゴロウさんは朝からお弁当を作っています。 土曜日の調剤薬局の業務は午後1時までなので、その後ゆっくりお昼を食べようと思ったのです。 「ええと、お醤油が大さじ1。そしてお砂糖は…」 繊細でなんでもきっちりしていないと不安になるタイ…
前回のお話外出中のマメチュー先生に、お店を任されたパゴロウさんたち。先生の留守を預かるため、張り切っていたパゴロウさんですが、ミスの連発。落ち込んでいたところ、USAさんが自分の失敗話を爆笑しながら話だしました。 「でね、でね。昨日、雨降って…
「では、みなさん。申し訳ありませんが、今日はお店をお願いしますね」そう言って、マメチュー先生は出かけて行きました。 薬剤師まゆさん、調剤事務USAさんはいつも通りですが、初めてマメチュー先生がいないお店を任された新人薬剤師のパゴロウさんは、張…
前回のお話 パゴロウさんはお仕事で失敗をして落ち込んでいたため、リフレッシュしようと、現在シフォンとポ村をお散歩中。静かなポ村を歩いていると、どこかから物音が聞こえた気がしました。 「ぶぶ」 「ん?」 やっぱりなんか聞こえた。 「ぶぶぶ」 「え…
仕事で失敗したなって日。 そのまま落ち込んで帰宅する。 でも家の中に入ると、そこには誰かが… 寂しくて遊んでいました月並みな感想だけど、誰かがいることで心が温かくなるのを改めて知った。 「ごめんね。長いこと待ってたよね」「ま」 こんなに小さな存…
前回のお話歯茎が腫れて痛いのになかなか歯医者に行こうとしない、パゴロウさんのいとこのフリゼさん。パゴロウさんは歯医者に行くよう勧めているようです。 「歯茎が腫れててずっと気になっちゃってるんだけどさ。そのままぎゅーって噛んで腫れた歯茎潰した…
「パゴはさ、緩衝材つぶすの好き?」「え?」「好き?」 「そうだねぇ。パチンて思い切りつぶせたら、気持ちいいよね」 「わかる。まぁ、めんどくさいからあんまりやんないけど」 「ねぇ、フリゼちゃん。そんなことより早く行った方がいいよ。歯医者さん」「…
前回のお話 シフォンがポ村の周辺をウロつく悪しきものに襲われ、一生懸命守ろうとしているパゴロウさん。 それなのに!”守ると決めたのにちっとも守れてない”バサバサバサ 何やら頭上から、翼が羽ばたく音がしてきました。 そして頭上にある何者かの大きな…
まだ空を飛べない子供の頃、ポ村に存在する不思議な生物と友だちだった。 当時は練習しても練習してもなかなか、空を飛ぶことが出来ない。 空への憧れに支配されていた心を、友だちの不思議生物が癒してくれた。 一緒にいると楽しくて仕方なかった。 ちょこ…
パゴロウさんは最近、一緒に暮らしているシフォンの喜ぶことは、なんでもしてあげたいモード真っ只中。 彼は今、シフォン用の洋服作りにハマっています。 ただ、洋服作りは全くの初心者。 ネットでひとり、服作りについて勉強をしていたパゴロウさんですが、…
ボクが子どもの頃。 「あら、パゴちゃん大丈夫? またお熱出てるわね」 朝から熱を出しては、母親に迷惑をかけていた。 そういえば、マメチュー先生の所での初出勤の日も、熱を出していたっけ? パゴロウさんは緊張や不安を感じると、熱を出していましたが、…
朝、目を覚ましたパゴロウさんは、勢いよく起き上がる。 彼は最近、ぼんやりと寝ぼけながら起きることが無くなっていました。 なぜなら…起きてすぐに、シフォンの存在を確認するようになったから… 「シフォンっ」 「お」 シフォンもパゴロウさんが起きたこと…
前回のお話まゆさんは久しぶりにきのこ狩りで見かけた、不思議な生物のことを思い出していました。 「あれ、何者なんだろう」 そんなことを考えていた直後、話していた不思議生物が突然姿を現しました。 なんとパゴロウさんと一緒に暮らしていたそうです。 …
「時折、思い出さない?」 まゆさんはお仕事の休憩中、唐突にてんまさんに質問をしました。 「なにを?」 「シャンプーとか洗顔している時とか、夜寝る前とかふとした時にさ」 「?だからなにを?」 以前にゃこさんとまゆさんとてんまさんとで、きのこ狩りに…
新人薬剤師パゴロウさんの真似をして、お行儀よくご飯を食べる不思議な生物シフォン。(シフォンとは、ねこさんが苦手なパゴロウさん宅にあらわれた謎生物) 人間の赤ちゃんも、こうして親の真似をして学んでいきます。 チンパンジー等もそう。 近くにいる者…