マメチュー先生の調剤薬局

マメチュー先生の調剤薬局

ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

三すくみ

お出かけ前の準備中、まとわりつく猫さん

小料理屋 三すくみ今日は、にゃこさんとイチャイチャ遊んでいたナメ江さん。 しかし、ナメ江さんには午後からお店の準備があります。「ゴメンナサイ、にゃこちゃんソロソロ」 「わかった!ナメ、またにゃっ」 「にゃこちゃん、バイバイ」ナメ江さん、にゃこ…

夏のお野菜 その5

前回のお話 三すくみでお料理の提供を待っていたケイヒさん、マメチュー先生。そしてパカじいさん。 するとなぜか、ナメ江さんの金切り声が聞こえてきました。 「キャー!」 「ナメ江さん、大丈夫か?」 昭和の男気をみせるパカじい、いち早く駆け付けます。…

夏のお野菜 その3

前回のお話 農家のケイヒさんは収穫したお野菜を、いつもお世話になっているポ村の住民に配りにきました。 小料理屋 三すくみにやってきたケイヒさんは、今から野菜料理を食べさせてくれると聞き、食べたいメニューを考えています。 まずはトマトはサラダね…

夏のお野菜 その2

前回のお話 農家のケイヒさんは収穫したお野菜を、いつもお世話になっているポ村の住民に配りにきました。 大量のお野菜を抱えているので、ちょっとよろつきながらの登場。 「よっと。わわ、あ!三すくみのみなさん、こんにちはー」 「アラ、ケイヒさん、コ…

怖がり屋さん その5

前回のお話ポ村小で開催される肝試しが嫌でたまらない、ビビりに悩む小学六年生のヨモギくん。 でも女子に馬鹿にされたくないため、まずはビビり克服にチャレンジ。 トビーくんに、怖いもの克服の特訓に付き合ってもらっています。 「特訓2,虫さんと遊ぼう…

怖がり屋さん その4

前回のお話ビビりで悩む小学六年生のヨモギくん。 ポ村小で開催される肝試しが嫌でたまらない。 でも女子に馬鹿にされたくないため、まずは高所恐怖症の克服にチャレンジ。 マメチュー先生の薬局の丘すらも怖い彼は、丘にあるベンチで少しずつ高い所に慣れよ…

専門用語 その2

前回のお話都会の調剤薬局に立ち寄ったナメ江さん。 そこで薬剤師たちが話している謎の言葉を耳にしてしまう。 “虐待?一方か?ナンナノーーー!?“ 訳が分からず、ぷくぷくと膨らみ始めたナメ江さん。 ぱんちくりん彼女に塩をかけて元に戻そうとしてくださ…

専門用語 その1

ポ村で小料理屋を営んでいるナメ江さんは、都会に買い出しに行くついでに、毎回馴染みの調剤薬局に寄って薬を貰って帰ります。 そしてお薬を処方してもらった後は、薬局に置いてある無料のお水を頂く。 これがナメ江さんのルーチン。 ポ村はここから少し遠い…

健康サポート薬局 その2

前回のお話病気を未然に防ぐため、セルフメディケーションを推奨しているポ村の村長。 村民の健康をサポートするためにも、本日は月一の“健康相談会“を行っています。今回のテーマは“摂食嚥下障害“についてです。嚥下機能に関する筋肉が低下してしまっている…

健康サポート薬局 その1

本日はポ村で月一行っている“健康相談会“の日。 カマ江さん、ねこ森町からお手伝いポ村の村長は村民にセルフメディケーションを推奨しています。 セルフメディケーションとはざっくり言うと、自分の健康は自分で管理するということ。 医者にかかる前に 薬を…

プレアボイド・漢方薬の副作用 その3

前回のお話処方箋の有効期限が切れそうなため、慌てて出先で見つけた初めての薬局に立ち寄ったナメ江さん。 そこはイチイさんの調剤薬局でした。ナメ江さんから血圧上昇の相談を受け、イチイさんはお薬手帳を確認します。 すると甘草を多く含む、2種類の漢方…

プレアボイド・漢方薬の副作用 その2

前回のお話処方箋の有効期限が切れそうなため、慌てて出先で見つけた初めての薬局に立ち寄ったナメ江さん。 そこはイチイさんの調剤薬局でした。初めての薬局で少し緊張気味のナメ江さんの服薬指導にあたったのは、オウギさんの後輩薬剤師のロクジョウさん。…

プレアボイド・漢方薬の副作用 その1

「あ、初めて来局する患者さんだ」 おどおどしながら入ってくる患者さんを目にして、オウギさんはそう思っていました。 全ての患者さんを初めましてで覚えられるわけではないけれど、特徴的だとさすがに気付きます。 (なんだかとても不安そうだなぁ。すごく…

ナメ江さんの後悔

「ハァァ…」 「フゥゥ…」 ナメ江さんはため息をつきながら、全力で後悔をしています。 どうやらまた、不安に思うことがあるらしい。 心配性で不安症のナメ江さんには、尽きない悩み。 「アア、ヤダワ。ドキドキ、スルワ。 新シイ場所二、行クノッテ、ドウシ…

ナメ江さんの気がかり その2

前回のお話釜茹でしらすの話を聞いたことがきっかけで、脳内会議を始めてしまったナメ江さん。“数の子の卵、一粒一粒には意識があるように感じる“ そんな話を聞いたナメ江さんは、しらすにそのイメージを重ねてしまうようになりました。 “しらすガ、コチラヲ…

ナメ江さんの気がかり その1

グツグツグツ… 小料理屋三すくみの開店前。 ナメ江さんが好きなイカと里芋の煮っころがしを、お夕食用に作っていました。 「オ芋ガ、ホクホクデ、味ガ染ミテテ、美味シイワヨネ」 「ソウダネ」 ナメ江さん、フロ次さん、スネ文さんがお料理を作りながら、お…

ポ村女子のひな祭り

マメクスリカフェで調剤事務として働いているUSAさんは、夢見るように語り出しました。 「子どもの頃さ、おひなさまを見るとすっごくワクワクしたのよね。あたしもあんな風に、愛らしいお姫さまになりたかっなあ」 “小料理屋三すくみ“で働くナメ江さんが、そ…

大人たちの鏡開き

「お餅と言ったらやっぱりお醤油を垂らして、お海苔を巻いて食べるのが一番好きなんですよねー」 ポ村の村長がそんなことを言っています。 小料理屋三すくみ。鏡開きの日にポ村にある、この小さなお店に集まった村長とマメチュー先生は、お餅を楽しんでいま…

昆虫たちの季節

前回、虫の事でまゆさんにちょびっとだけ、怒られたてんまさん。今回は、そのちょっと前のお話です。ナメ江さんは小料理屋“三すくみ”を営んでいます。 本日は久しぶりのお出掛け。 都会まで買い出しに行きます。 “三すくみ”で扱う食材のほとんどは、ポ村産の…