【登場人物相関図】
図にはなっていませんが、登場人物の相関図的なものを記載します。
【調剤薬局スタッフ】
●薬局長:マメチュー先生
昔から代々ポ村に住んでいるので顔が広く、村のことについても詳しい。
村人にも信頼されており、よく相談されるので、住民自身のことについてもよく理解している。
そのためポ村を散策している人たちが、村人なのか・観光客なのかすぐにわかる。
ポ村にのみ存在する怪物・心にマイナスの影響を与えるという『カゲ』は体調が悪いと精神に与える影響が増してしまうので、患者さんたちを特に慎重に見守っている。
●パゴロウ
マメチュー先生の薬局で働き始めたばかりの、新人の常勤薬剤師。
くまじろ先生の甥っ子。
てんまや、まゆも薬局のスタッフだが、二人とも非常勤であまり薬局に顔を見せないので、そんなに接することはまだない。
てんまに対しては患者さん以外には『人見知りの先輩』
まゆに対しては、パゴロウが苦手なねこに優しげな態度を見せるところから『優しい先輩』
という位置付けになっている。
村長に連れられてたまにポ村に来ている『イチイさん』とは、研修中時代に一方的に見かけている。
●てんま
パゴロウの見立て通り、患者さんに対して以外は人見知り。
彼女の人見知りの部分に気づいている人は、なかなかいない。
てんまのために自分自身が下敷きになり、捻挫してまで助けてくれたまゆには、とても心を開いている。
まゆ・USAもそうだがてんまも、ポ村には移住してきた。
異母妹のしょうまとはなんとなく、ギクシャクしている。
てんまさんが、まゆさんに心を開いたきっかけが描かれています。
【ポ村の住民】
●村長
長寿の村として自慢のポ村をもっと確立させたいため、都会で有名な調剤薬局の御曹司イチイに教育者としてポ村に来てもらっている。
医療従事者としてもっとしっかりして欲しいと思っている、まゆ・USAに目をつけている。
●トウキ
人前に滅多に姿を現さないため、村を巡回している村長や、よく散歩をしているにゃこさんくらいしか彼のことを直接知るものはいない。
ケイヒは夏の夜、一度だけトウキを見かけたが夢うつつだったため、非現実の出来事かもしれないと、なんとなくそう思っている。
日頃から頭痛を抱えている彼が心配で村長は、くまじろ先生・マメチュー先生の元に通ってほしいと思っている。
「誰か彼を動かせる人はいないだろうか…」
他者と接することで、絵にも影響があるかもしれない。
●ソヨウ
得意の占いにより色々と見えているようだが、余計なことは言わない。
●カシュウ
ポ村民には気付かれぬよう、ひっそりと一瞬で死に至れる薬を作っている。
ポ村の動きを注視している村長やマメチュー先生は、不穏な空気にはなんとなく気が付いているようだが、その正体ははっきりとは分かっていない。
現在ポ村で彼と唯一繋がっているのは、カラスケのみ。
だが、カラスケ自体はてんまと仲がいい。
最近カラスケが何か悩み事を抱えているらしいことを、てんまは気が付いている。
【ポ村民以外】
●イチイ
村長に薬剤師を教育するよう頼まれ、よくポ村の薬剤師に会いにいくが、まだまゆ・てんま等にはあった事がない。
その代わり、そこで出会ったマメチュー先生のことは尊敬している。
こちらが薬剤師の教育について、知りたいくらいだと思っている。
医療従事者として、ダメな薬剤師が嫌いでよく薬局を巡ってはダメ薬剤師の前でモンスターペイシェントを演じている。
その様子を研修中のパゴロウさんにみられたが、イチイ自身は気が付いていない。
【癒し生物】
●にゃこ
しょっちゅう村をお散歩しているので、村長やマメチュー先生のようになかなかに顔が広い。
セラピーキャットとして、村人を癒している。
一緒に住むまゆさんのことが大好きで、てんまさんとしょっちゅうまゆさんを取り合っている。
●シフォン
ポ村に昔から存在する幻の生物。
頭に生えているふわっとした毛は、村の怪物『カゲ』の影響を相殺するくらいの癒し効果あり。
今はパゴロウさんとしか接していないが、いずれは村人たちを癒していってほしい。
●人物紹介については、こちらをご覧ください。