前回のお話マメチュー先生の薬局に、おしゃべりなMR(医薬情報担当者)ペモリンさんがやってきました。 このあとは、内科医くまじろ先生の所にいくのだそうです。 一方マメチュー先生は朝一で薬を取りに来ると言っていたきのこさんが、お昼になっても姿を現さ…
前回のお話 朝…。 ポ村に住むカラスケくんや、スネ文さんはおしゃべりな女性の方に絡まれていました。 午前9時前、マメチュー先生の薬局では開店準備中。 高齢の患者さんたちは、開店時間の9時前から薬局内に入ってきてしまうのですが、今日は誰も入ってく…
「カラスって早起きよね。みんな何時に起きているの?」 「早朝の渋谷とかでご飯食べてるわよね。4時起きとか?そうでしょ?あたしの直感、よくあたるの。ついでにあたしは6時起きよ」 「そうだすか。わたすの仲間には、0時過ぎには起きているカラスもいる…
前回のお話まゆさん宅でお話し中のUSAさんとまゆさん。 彼女たちは、インタビューを受けてテレビでピリピリしたコメントをしているてんまさんを、心配していました。 「はやくポ村に帰ってくればいいのに…都会でイライラしてるのよ」 「集団の鳥ねぇ。駅前に…
前回のお話まゆさん宅でお話し中のUSAさんとまゆさん。 その時テレビをひとりで見ていたにゃこさんが、テレビに向かって反応をしていました。「どしたの?にゃこちゃん」 「てんまちゃんにゃ」 「てんま?」まゆさんたちもテレビを見てみると”鳥が集団で駅前…
前回のお話まゆさん宅でお話し中のUSAさんとまゆさん。 最近USAさんは、ポ村の雰囲気につかり過ぎて、都会のある部分に怯えるようになったそうです。「昔、実家に住んでいた時にさ、帰りが終電になったことがあったのね」深夜の踏切。終電が終わったから電車…
前回のお話まゆさん宅でお話し中のUSAさんとまゆさん。 最近USAさんは、ポ村の雰囲気につかり過ぎて、都会のある部分に怯えるようになったそうです。 お話し中、まゆさんは突然ー。 都会にいる人々も同じように、駅構内で喧嘩中の人間を見ても”邪魔だな”くら…
前回のお話まゆさん宅でお話し中のUSAさんとまゆさん。 最近USAさんは、ポ村の雰囲気につかり過ぎて、都会のある部分に怯えるようになったそうです。 彼女たちがお話し中ー。 「ただいまにゃー」 「あら、おかえり。にゃこちゃんはいつでも元気ね」「そんな…
「そういえば最近、ポ村にカゲが現れないねー」 「いないと心が平和だ」 まゆさんとUSAさんは、休日をポ村でのんびり過ごしていました。 ポ村住民もおのおの、のんびりほのぼのと過ごしているようです。 シフォンとお散歩金銭はお気持ちだけ頂きます「村長の…
前回のお話画家のトウキさんは、ポ村の御神木の元で涼んでいました。 その近くでは、ポ村特有の“モノ”土壌を悪い状態にする“悪しきもの”が、生まれ出てこないよう、ひとり奮闘しているどろちゃんが… しかしどろちゃんの抵抗むなしく、悪しきものが土の中から…
ポ村を、そしてポ村の住民を守るのがお仕事の村長。 いつも通りにポ村の隅々をパトロール。 ポ村を愛し、ポ村を守る!さらにポ村の密かな有名人、画家であるトウキさんのお世話もしています。 トウキさんが使用している画材を、いつでも使えるようにしている…
前回のお話2022年4月から導入されたリフィル処方箋。 そのことについてマメチュー先生とイチイさんが会話をしていたところ、ねこ森町のねこさんたちが集まってきました。 「それにゃんのお話にゃ?むずかしい話にゃか?」 「聞きたいのか?」 「にゃ」【リ…
2022年4月から導入されたリフィル処方箋 さて、リフィル処方箋とはどのようなものなのでしょうか。 「リフィル制度なんて日本にはいらないよな。これ以上、こっちの仕事増やされてもさぁ」何やら文句を言っていた彼。 その背後に気配が。 背後に睨む男「そ…
前回のお話19歳くらいの頃、縁側の窓から対応していた新聞の勧誘屋に「まだ結婚してないの?」と嫌味をいわれたポいも。 沸点の低いポいもさんは ちゃんとキレちゃいましたそうそう、道路に面した窓の付近に干してあると前回の記事で書いた、母ちゃんのデ…
“勧誘お断り”のステッカーをポストや、ドア付近に貼っているお宅を見かけます。 勧誘の方にしつこくされて、困っている人も多いのでしょうね。”チラシの投函お断り“のステッカーもよく見ます。ポストに入れられる広告のチラシもけっこう迷惑。 いらないチラ…
前回のお話一緒に住んでいた彼女に出ていかれた俺は、淋しい部屋に帰るのを遅らせようとあてもなく歩いていた。 そして見知らぬ場所に辿り着き、見知らぬ飲食店を目にする。 そこは店員がねこだらけの店だった。「ほら、チキン。出来たにゃよ。おいしそうに…
前回のお話 一緒に住んでいた彼女に出ていかれた俺は、淋しい部屋に帰るのを遅らせようとあてもなく歩いていた。 そして見知らぬ場所に辿り着き、見知らぬ飲食店を目にする。 なんとなくその店に入るのはためらっていたのだが… 「いらっしゃいませにゃ」 な…
今朝あいつは出て行った。 今日は早く帰りたくない… そう思いながら1日仕事をしていた。 一人ぼっちの夜は久しぶりだから、早く帰りたくないのだ。なのにこんな日に限って、仕事というものは早く片付いてしまう。嫌なことを忘れたくて、仕事に没頭していた…
前回のお話”月千円安くなるのでうちの会社に変更しませんか”というネット回線の営業の男性アーロン。 ポいもは今の回線の会社に断りの連絡をするのが面倒臭いので、変更しないとお断りをしたのですが、月千円節約できるありがたみをトクトクと語られてしまう…
前回のお話家にやって来たネット回線の営業の男性に帰ってもらうため「火を使っていて忙しい」そう伝えました。「お料理中なんですか?何作ってるんですか?」 「は?」にこにこしながら、彼はそんなことを尋ねてきました。 アーロンの質問に反応せずにいる…
突然ですが、ポいもは普段チャイムを鳴らされても居留守を使います。 点検系は事前に管理会社の方から連絡が来るため、それ以外は居留守です。 ある日の夕方6時過ぎ、料理中に玄関チャイムが鳴りました。「珍しく料理をしている時になんだ!?」 覗き穴から…
前回のお話 マンションのポストしか置いていない所で、ずっとスマホを見ている小さくて細身、そして長い髪の毛で顔を隠している男性。 なんだかちょっと気味が悪いので、スーパーによってその人がいなくなってから帰ることにしたのに、買い物が終わってから…
前回のお話 宅配などを頼んでいないのに、呼び鈴をしつこくならしてくる人が家の前にいる。 何やら異常な感じがしたので、どんな人間なのか興味がわき、ドアスコープから覗いて見ることにしました。 何者?!!その人はドアスコープから顔が見えないよう頭を…
今回は実家の近所に住んでいたねこのバーバラさんに、代役をおねがいしています現在ポいもは一人暮らし。 右を見ても左を見ても、住宅しかない場所に住んでいます。 そんな街で深夜、ふと目を覚ます。外で一人、騒いでいるっぽい男の人の大声が聞こえてきま…
前回のお話 軟膏調剤が苦手なまゆさん。 あちこち軟膏を付けまくり、ベタベタにしています。 どうやらぶきっちょさんみたいです。 「今まで器用さを必要とする作業はどうしてたの?」「そんなことは気にされなくて結構。ちゃんとできます。折り紙と、軟膏を…
マメチュー先生の薬局では、最近皮膚科の処方が増えてきました。軟膏ねりねりポ村から比較的近いところに、皮膚科の病院が出来たらしい。いつもはマメチュー先生が、素早くチューブから薬を出して、皮膚科の処方箋によくある混合処方を作り上げてくれます。 …
前回のお話 仕事の休憩中、パゴロウさんとUSAさんは、ポ村の占い師・ソヨウさんの話をしていました。 「憎い人がいて悩んでいる人に、丑の刻参りをすすめたんだって」 「なぜ丑の刻参りを?」 「ソヨウ君が勧めた丑の刻参りは、ポ村の御神木限定」 「ポ村の…
憎くて憎くて仕方がない人がいる。 目の前から消えていなくなって欲しい。 そういう時って、一体どうしたらいいんだろう。 マメチュー先生の薬局の、鉢の中で暮らす木じじい。 木のじじいであるため、鉢の中から出て移動するのは一苦労。 そのため、ほとんど…
前回のお話 三すくみでお料理の提供を待っていたケイヒさん、マメチュー先生。そしてパカじいさん。 するとなぜか、ナメ江さんの金切り声が聞こえてきました。 「キャー!」 「ナメ江さん、大丈夫か?」 昭和の男気をみせるパカじい、いち早く駆け付けます。…
前回のお話 農家のケイヒさんは三すくみでお料理を待つ間、マメチュー先生に相談をしていました。 相談内容は耳鼻科の先生が、自分の話をほとんど聞いてくれていなかったということ。 その先生の診断は… 診断:外耳炎 「…先生絶対話聞いてなかったよな。ほん…