マメチュー先生の調剤薬局

マメチュー先生の調剤薬局

ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

ポ村の子ども

怖がり屋さん その7

前回のお話 ビビリがコンプレックス、小学六年生ヨモギくん。 ポ村小で開催される肝試しが嫌でたまらない。 でも女子に馬鹿にされたくないため、まずはビビり克服にチャレンジ。 トビーくんに特訓に付き合ってもらっていた途中、人見知りしているてんまさん…

怖がり屋さん その6

前回のお話 ビビりで悩む小学六年生のヨモギくん。 ポ村小で開催される肝試しが嫌でたまらない。 でも女子に馬鹿にされたくないため、まずはビビり克服にチャレンジ。 トビーくん、ケイヒさん、ナメ江さんとともに、怖いもの克服の特訓中。 優しい彼らは、さ…

怖がり屋さん その5

前回のお話ポ村小で開催される肝試しが嫌でたまらない、ビビりに悩む小学六年生のヨモギくん。 でも女子に馬鹿にされたくないため、まずはビビり克服にチャレンジ。 トビーくんに、怖いもの克服の特訓に付き合ってもらっています。 「特訓2,虫さんと遊ぼう…

怖がり屋さん その4

前回のお話ビビりで悩む小学六年生のヨモギくん。 ポ村小で開催される肝試しが嫌でたまらない。 でも女子に馬鹿にされたくないため、まずは高所恐怖症の克服にチャレンジ。 マメチュー先生の薬局の丘すらも怖い彼は、丘にあるベンチで少しずつ高い所に慣れよ…

七夕伝説 その2

前回のお話七夕の夜に織姫と彦星が、天候に左右されること無く、毎年会えるようにとお願いをするトビーくん。 「そもそも何で織姫と彦星は、年一しか会えないわけ?毎日会ってりゃ良いじゃん」 「あっうん。 えっと、それはね…」 独身時代は、とっても働き者…

七夕伝説

空気が澄んでいて、空を遮るような高い建物がないポ村では、星がとてもきれいに見えます。 七夕の時期には天の川を見物しに、観光客が来ることもあります。 星空というのは、色々な想像をかき立ててくれる。 “もしかしたらあの星々の中には、花や海や空が存…

感謝ごっこ その3

前回のお話身内の愚痴ばかり言う子どもたちと、にゃこさん。 そこでてんまさんが彼らに、感謝の言葉を言い合いっこするゲームを提案しました。 優勝者にはにゃこさんご所望の、いい子いい子のご褒美が貰えます。 「てんまちゃーん! 僕、花粉を運んでくれる…

感謝ごっこ その2

前回のお話身内の愚痴ばかり言う子どもたちと、にゃこさん。 そんな彼らに感謝の言葉を言い合うゲームをしようと、てんまさんが提案しました。 「感謝の言葉ってどんなの?」 「感謝っていうのはね。いつもご飯を作ってくれてね、そしていつもお仕事をしてく…

感謝ごっこ その1

まゆさんと遊んで欲しいにゃこさんは、先程からずっとおもちゃを持って、大人しく待っています。 待っていたのですが… 「何してんにゃ?」 まゆさんが何かしていると、そばで見ていたい病発症。 「なに?にゃこ。 いい子で待っててってば」 まゆさん、現在お…

知り合いになるきっかけ

ポ村には時折、強風が吹き荒れます。 「わぁっ」 「またすごい風吹いたっ!」 トビー君とペンネ君は、強風アンド寒さの中でも表ではしゃいでいました。 「ん?トビー君見て! あんな所に…」 「ケイちゃん?何してるんだろう」漢方医学で“風”は病気を発病させ…

七草がゆ その4

前回のお話 1月7日。 今日は七草を摘みにポ村を散策。 ようやく見つけた 残るホトケノザとセリ。 トビー君のお陰で七草全部 手に入れた七草摘みご一行。 しかし全ての七草を手に入れた直後 トビー君は水たまりの上で転んでしまい 手にしていたホトケノザとセ…

七草がゆ その3

1月7日。トビー君、マメチュー先生 ケイヒさん、にゃこさんご一行は 春の七草摘みをするためポ村を散策。 ご一行はそのうちの5種類をすでに 手に入れています。 残るはホトケノザとセリの2つ。 しかし… 「あったね!ホトケノザとセリ」 「でも見ろ! どっち…

七草がゆ その2

1月7日。トビー君、マメチュー先生 ケイヒさん、にゃこさんご一行は 春の七草摘みをするためポ村を散策。 そしてすでに なずな、ハコベラ、ゴギョウ スズナ、スズシロを 手に入れていました。 残すはホトケノザとセリです。 「さむ、さむっ」 寒さがこたえる…

七草がゆ その1

トビー君とにゃこさんは 泥だらけになってしまっています。 一体何があったというのでしょう… 彼らが泥だらけになってしまう前の 1月7日の朝。 「今日は七草全部見つけるぞぉ~!」 「にゃたぁ~!」まだまだお正月の神聖な雰囲気が 残る本日は、七草がゆの…

ポ村のクリスマス その2

前回のお話ポ村では村長がサンタさんに扮して、毎年プレゼントを配ってくれています。 でも本物のサンタさんが、来てくれている事もあるかもしれない。 大人たちはそれを知っていて、内緒にしているだけかもしれない。 「眠っちゃってても絶対気付くように、…

ポ村のクリスマス その1

ポ村の中心部には、まるで村を守るように大きな御神木があります。 いよいよ年の瀬が迫って来た頃。 子どもたちが御神木のまわりに、集まっていました。 それは何故かというと、御神木に向かってお願い事をするためです。これはポ村の冬の風物詩。 クリスマ…

秋の味覚・銀杏 その5

前回の続き銀杏拾いをしていたマメチュー先生。銀杏は栄養価が高く、様々な薬効があります。「ただし…」 「ただし?」一方その頃、具合が悪くなり倒れていたもち三さん。くまじろ先生の問診に対し、何やら歯切れが悪い様子です。具合が悪くなってしまった原…

秋の味覚・銀杏 その4

前回の続き11月の日曜日の午後、マメチュー先生は三すくみの人たちのお手伝いをするため一緒に銀杏拾いをし、その後の処理を始めていました。 その頃てんまさんは、具合が悪くなって倒れているもち三さんと遭遇し、くまじろ先生の所へおんぶして連れて行くこ…

秋の味覚・銀杏 その3

前回の続き11月の日曜日の午後、マメチュー先生は三すくみの人たちのお手伝いをするため、一緒に銀杏拾いをしています。その頃、てんまさんは具合が悪くなって倒れているもち三さんと遭遇していました… 「マメチュー先生すげぇ!銀杏拾い名人!」 「一番拾ッ…

秋の味覚・銀杏 その2

秋の日曜日の午後、マメチュー先生たちは毎年楽しみにしている銀杏拾いをしています。 三すくみのお店に銀杏料理を出すために、ケイヒさんもお手伝い。 にゃこさんは見学中です。 銀杏はまず、黄色やオレンジに熟している種子を拾います。 熟している方が柔…

秋の味覚・銀杏 その1

秋のポ村をぶらぶらと歩いている女性が… てんまさんのようです。 「夏の暑過ぎる空気なんて別に好きじゃないのに、涼しくなると寂しさを感じてしまう…」何で秋って寂しくなるんだろう。 そばに誰かがいてくれないと寂しいよ… 急にてんまさんは、猛然と走り出…

子コアラのココアちゃん その2

前回のお話キノコさんの営む駄菓子屋さんで遊んでいたにゃこさんたちと、子コアラのココアちゃん。 子どもたちとみんなで遊んでいたら、ココアちゃんが咳き込みはじめてしまいました。 風邪でしょうか?もしかしたら新型コロナ? キノコさんにココアちゃんを…

子コアラのココアちゃん その1

頼まれるとたまに、ベビーシッターをやっているマメクスリカフェの患者キノコさん。 今日は子コアラのココアちゃんを、預かる事になりました。 ココアちゃんのママは、ちょっとだけご実家に用事があるとのこと。 ママが帰ってくるまでの間、寂しがらないよう…

薬袋の新デザイン・消しゴムハンコで作るよ

ジメついた日々が続く今日この頃。 雨の日は患者さんが少なくなる為、少し手があきます。 そんな中、ジメが好きなナメ江さんとフロ次さんは仲良くお散歩。 お散歩ついでに二人はマメチュー先生の薬局へ。 そこには既にトビーくんが遊びに来ていました。 どう…