です。

マメチュー先生の調剤薬局

ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

てんま

オブラートで包んではいけない薬の服用方法 その2

前回のお話 オブラートに包まない方が良い、食欲増進させるための苦い漢方薬。 なぜかまゆさんとUSAさんがクイズ対決をして、負けた方が飲むことになりました。 「じゃあ、第2問。 きゅうりに付いている白い粉は、何て呼ばれているものでしょう」 「白い粉?…

オブラートで包んではいけない薬の服用方法 その1

「実家から、たくさん食材を送ってきてくれたのー。みんなで一緒に食べよっ!」 というUSAさんのお誘いで、USAさん宅に遊びに来ているまゆさんとてんまさん。 本日は三人で、実家からの仕送りパーティーです。 「いっぱい食材があるからいっぱい食べてやるー…

のらねこ

村長は“カゲや怪しい者”から村人を守るため、ポ村を定期的に見回っています。 それもお仕事の一つ。 毎日忙しそうです。 そして珍しく村長のそばを、うろちょろするUSAさん。 「村長、あたし村にカフェが出来たら良いなって思ってるんですけどね…」 何やら要…

町の洋食屋さん その3

前回のお話家族と一緒に過ごすのが苦手だった、子供のころのてんまさん。 近所の洋食屋さんに入り浸っていたのですが、その店主・グラタンが糖尿病、更には膵臓がんを発症してしまいました。痛みに耐えている、グラタンを見ていたてんまさんも、なんだかツラ…

町の洋食屋さん その2

前回のお話自分の家族と過ごすのが苦手だった、子供のころのてんまさん。 子供の頃は近所にある、居心地の良い老舗洋食店に入り浸っていたようです。 「うちの新メニューが、ポーククリームシチューですって?」 「良いんだよ、母ちゃん。何でも試してみるの…

町の洋食屋さん その1

うちの父親は薬の研究に夢中で、あまり家に帰って来ることは無かった。 その上、あまり喋らないので、どういう人間なのか把握出来ていない。 ただ、女にモテる事だけは理解していた。 娘からしたらよく分からないが、母性本能をくすぐるらしい。 確かに仕事…

薬学生だった頃 その2

前回のお話大学の一年先輩で、おなじ生物サークルだった、てんまさんは当時とても人見知りでした。 でも誰よりも早く警戒心の強いねこを懐かせ、てんまさん自身もねこに懐いていました。 一方まゆさんは… そのねこさんに、ガッツリ引っ掻かれてしまいます。 …

薬学生だった頃 その1

まゆさん、今日は朝からお仕事。 山に生薬を採取しに行きます。 「あ~眠い。 何時間寝ても朝は眠い」 「きゃ~まゆちゃんだぁ~~!!」 「!!?」 「にゃ~~~!!」 ぼんやり歩いていたまゆさんを、目覚めさせるくらい元気な声で近付いて来る人が…そし…

まゆとてんま

「にゃこも行くー!」 ポテテテテテッ 「ん?何にゃこ」 にゃこさんはお出掛けしようとするまゆさんの後を、慌てて追い掛けていきます。 「絶対一緒に行くにゃ! 今行くにゃ。すぐ行くにゃ」 “まゆさんに、置いて行かれる…” そんな予感でもしたのでしょうか…

七夕伝説 その2

前回のお話七夕の夜に織姫と彦星が、天候に左右されること無く、毎年会えるようにとお願いをするトビーくん。 「そもそも何で織姫と彦星は、年一しか会えないわけ?毎日会ってりゃ良いじゃん」 「あっうん。 えっと、それはね…」 独身時代は、とっても働き者…

七夕伝説

空気が澄んでいて、空を遮るような高い建物がないポ村では、星がとてもきれいに見えます。 七夕の時期には天の川を見物しに、観光客が来ることもあります。 星空というのは、色々な想像をかき立ててくれる。 “もしかしたらあの星々の中には、花や海や空が存…

薬のサイズ

てんまさんはポ村の小さな公園で、高齢者の方たちと井戸端会議をしていました。 「お茶飲むかい?」 「お菓子食べる?お漬物もあるわよ」 「やったぁ。ありがとうございます」 みんなで持ち寄った食べ物をゆっくりと食べながら、ペチャクチャと楽しくおしゃ…

感謝ごっこ その3

前回のお話身内の愚痴ばかり言う子どもたちと、にゃこさん。 そこでてんまさんが彼らに、感謝の言葉を言い合いっこするゲームを提案しました。 優勝者にはにゃこさんご所望の、いい子いい子のご褒美が貰えます。 「てんまちゃーん! 僕、花粉を運んでくれる…

感謝ごっこ その2

前回のお話身内の愚痴ばかり言う子どもたちと、にゃこさん。 そんな彼らに感謝の言葉を言い合うゲームをしようと、てんまさんが提案しました。 「感謝の言葉ってどんなの?」 「感謝っていうのはね。いつもご飯を作ってくれてね、そしていつもお仕事をしてく…

感謝ごっこ その1

まゆさんと遊んで欲しいにゃこさんは、先程からずっとおもちゃを持って、大人しく待っています。 待っていたのですが… 「何してんにゃ?」 まゆさんが何かしていると、そばで見ていたい病発症。 「なに?にゃこ。 いい子で待っててってば」 まゆさん、現在お…

みんなで音楽セラピー

しょんぼりポテポテ、にゃこさんがポ村を歩いています。 何かあったのでしょうか? どうやらまゆさんに構ってもらえず、拗ねてしまっているみたい。 “まゆさんには、お仕事がある” にゃこさんにも分かってはいるのですが、やはりちゃんとは理解出来ていない…

それぞれの節分

節分の今日、まゆさん・てんまさんはマメチュー先生と一緒に豆まきをします。ポ村では節分の日の夕暮れ時になると、各々の家に鬼が訪ねてきます。 鬼が来る日は人々の心に悪影響を与えるという、カゲも近寄りません。 なのに今日は肝心の鬼がなかなか現れま…

年越しそば その2

12月31日夜の10時は過ぎ。マメチュー先生が届けてくれた年越しそばを、頂こうとしているまゆさんとてんまさん。 美味しそうなサクサクの天ぷら付きです。 お夕飯にすき焼きを食べた上に、夜遅く天ぷらまで食べようとしています。 でもいいのです。 食べ過ぎ…

年越しそば その1

12月31日 まゆさん宅に遊びに来ているてんまさん。 にゃこさんも含め、三人で大晦日を過ごしていました。今年は特別に夜の10時過ぎ頃、マメチュー先生が年越しそばを届けてくれるそうです。 「まゆちゃん、お夕飯どうする?」 「夜にお蕎麦食べるからね。あ…

きのこ狩り その3

秋のきのこ狩りに来ているまゆさんと、てんまさん。 お夕飯にきのこ料理を食べる気でいるのに、なかなかきのこが生えているポイントが見つかりません。 そんな時二人の前に、不思議な生物が現れました。 スッと一度いなくなったのに、再び現れた不思議生物は…

きのこ狩り その2

前回の続き今は秋のきのこの収穫時期。まゆさんとてんまさん、にゃこさんはきのこ狩りに来ました。それなのにまゆさんは、きのこ狩りは楽しいけどきのこはテンションが上がるほど美味しくはない言い出します。 「きのこのマリネとかさ、みそ汁に入ってるきの…

きのこ狩り その1

本日はきのこ狩りです。 秋のきのこの収穫時期は10月から11月。 そんなきのこを目当てに、まゆさんとてんまさんはきのこを狩りに来ました。 にゃこさんもくっ付いて来ています。「にゃ!」背負い籠の中です。「まゆちゃん、にゃこちゃん ぽのこたくさん採れ…

秋の味覚・銀杏 その5

前回の続き銀杏拾いをしていたマメチュー先生。銀杏は栄養価が高く、様々な薬効があります。「ただし…」 「ただし?」一方その頃、具合が悪くなり倒れていたもち三さん。くまじろ先生の問診に対し、何やら歯切れが悪い様子です。具合が悪くなってしまった原…

秋の味覚・銀杏 その4

前回の続き11月の日曜日の午後、マメチュー先生は三すくみの人たちのお手伝いをするため一緒に銀杏拾いをし、その後の処理を始めていました。 その頃てんまさんは、具合が悪くなって倒れているもち三さんと遭遇し、くまじろ先生の所へおんぶして連れて行くこ…

秋の味覚・銀杏 その3

前回の続き11月の日曜日の午後、マメチュー先生は三すくみの人たちのお手伝いをするため、一緒に銀杏拾いをしています。その頃、てんまさんは具合が悪くなって倒れているもち三さんと遭遇していました… 「マメチュー先生すげぇ!銀杏拾い名人!」 「一番拾ッ…

秋の味覚・銀杏 その2

秋の日曜日の午後、マメチュー先生たちは毎年楽しみにしている銀杏拾いをしています。 三すくみのお店に銀杏料理を出すために、ケイヒさんもお手伝い。 にゃこさんは見学中です。 銀杏はまず、黄色やオレンジに熟している種子を拾います。 熟している方が柔…

秋の味覚・銀杏 その1

秋のポ村をぶらぶらと歩いている女性が… てんまさんのようです。 「夏の暑過ぎる空気なんて別に好きじゃないのに、涼しくなると寂しさを感じてしまう…」何で秋って寂しくなるんだろう。 そばに誰かがいてくれないと寂しいよ… 急にてんまさんは、猛然と走り出…

ポ村の夕暮れ その2

前回のお話今日は小料理屋三すくみで新メニューの発表会。 てんまは新メニューで使う蜂蜜を店に届けに来たのだが、店内に自分の知らない客がいたため、入れずにいたのだ。 「まゆちゃんもうすぐ来るかな? 早く一緒に新メニュー食べたいなぁ」 実はてんまは…

ポ村の夕暮れ その1

逢魔が時…。それは昼から夜に変わる夕暮れ時の事。 まだ辺りに街灯が灯る気配は無い。 すでに薄暗く、人の見わけがつかなくなってくる。 知り合いだったら顔が見えなくても歩き方だけで…いや足音だけでも分かる。 でも… いつも歩いているいつもの道なのに、…

誰なの?水虫…なの?

ポ村にある小さな公園で、何やら話し込むキノコさんとチーパさん。お二人はポ村のキレイな夕日が好きで毎日楽しみにしているのですが、たまに気味の悪い色をした夕日が、村を不気味に照らすことがあります。 “逢魔が時” 夕暮れ時のこと。昼から夜に変わる時……