にゃこ
にゃむ、にゃむむ?暗いにゃ。ここは真っ暗けにゃ。 どこなのにゃろうか? 確か幸せな気持ちで眠ったはずにゃのに。 そう、とっても幸せにゃった。 いい子いい子されながら”幸せにゃわ”って思いながら眠ったのにゃ。 だけど今はなんにゃか不安な気持ちにゃ。…
前回のお話にゃこさんとどろちゃんは決闘直前、迷子の赤ちゃん“ココアちゃん”を発見しました。 突然大きな声で赤ちゃんに泣かれ、戸惑うにゃこさん。 「どうしたらいいのにゃあ」一方静かに赤ちゃんを観察していたどろちゃんは、赤ちゃんが泣き疲れて眠った…
今日も今日とて、会えばにらみ合うにゃこさんとどろちゃん。 このままではヒップアタックの試合が始まりそうです。 「!!!」 「にゃにゃ?」 「にゃぶ?」 風に乗ってミルクの美味しそうな匂いがします。 とっても惹かれるいい香り。なのですが… 「にゃこ…
前回のお話毎年恒例、節分の日にやってくるガリガリの赤鬼。 今年はそのもじゃ頭(かつら)の中から小さな青鬼さんが出てきました。 ひょこっと出てきた小鬼さんに、一点集中しているにゃこさん。 小鬼を捕まえてやろうと、鬼のもじゃ頭を”ていてい”していま…
節分の日、怖いものが苦手なパゴロウさん、ケイヒさんはおうちの中に隠れています。 パゴロウさんケイヒさん節分の日に鬼が出没するのに乗じて、悪しきものがいつも以上にうようよしているからでしょう。 悪しきものとは土壌を腐らせたり、その腐った土で作…
前回のお話毎年恒例落ち葉掃除をするポ村の住民。 お掃除中に大きなお野菜を販売する業者さんがやってきました。 「こんにちはー」今度はミルクを販売する業者さんです。 この後はパティスリーマルズさんの所へ向かいます「今度はミルク!美味しそー」 「お…
冬を迎える前に毎年行う、ポ村の落ち葉清掃。 集めた落ち葉は腐葉土として再利用します。 腐葉土は農家を営むケイヒさんにお届け。 「いっつも悪いね、ヤマオ。ポ村にはヤマオしか男はいないのか」「人見知りの男性が多いのですよ」 ブーたれたことを言って…
前回のお話ねこ好きだけど、ペット不可物件に住むあたし。今日はポ村のセラピーキャット、にゃこちゃんに癒してもらいに来た。なのに癒される所か、にゃこちゃんに振り回されてしまっている… 「待って、待って!どこ行くの?」運動不足のあたしは既に息が切…
前回のお話 電子お薬手帳よりも、紙のお薬手帳の方が使いやすいというポあね。 その理由は… “携帯電話は紙のお薬手帳のように気軽に預かれないから“ 黒衣の薬剤師調剤室にお薬手帳を持って行けない場合、忙しい時などはちょっと非効率的になってしまいます。…
都会で働く薬剤師のイチイさんは、ポ村の村長に頼まれて、マメチュー先生と共にポ村の住民…主に、高齢者やお子様への“薬の説明会“などに参加することがあります。 本日イチイさんはその“薬の説明会“を終え、帰宅中。手には村長からのお土産を持って、村を散…
前回のお話前世ゴキブリだったと語る占い師、ソヨウさんとお話をしていたてんまさんとにゃこさん。 ゴキブリ時代に好きだった少女に掃除機で吸われ、その中で少女の髪の毛を食べて過ごしていたソヨウさんは現世でも髪の毛が大好き。 そこでてんまさんに、髪…
ポ村で占いの館を営むソヨウさん。 彼は好きな少女に掃除機で吸われた、ゴキブリの生まれ変わりなのだそうです(本人談) ゴキブリがよく出る季節に、ソヨウさんはてんまさんとにゃこさんにゴキブリの話をしています。 「前世ゴキブリかぁ。いろんな経験がで…
前回のお話病気を未然に防ぐため、セルフメディケーションを推奨しているポ村の村長。 村民の健康をサポートするためにも、本日は月一の“健康相談会“を行っています。今回のテーマは“摂食嚥下障害“についてです。嚥下機能に関する筋肉が低下してしまっている…
本日はポ村で月一行っている“健康相談会“の日。 カマ江さん、ねこ森町からお手伝いポ村の村長は村民にセルフメディケーションを推奨しています。 セルフメディケーションとはざっくり言うと、自分の健康は自分で管理するということ。 医者にかかる前に 薬を…
前回のお話トウキさんの個展を見にポ村にきた、観光客の女性二人組。 個展を開催する場所をみつばちさんと散歩中のてんまさんに尋ねようとしたら、そこへカラスケくんがやってきました。 しかし観光客の女性たちはカラスケくんを見て、とても気味悪く思って…
画家のトウキさんはポ村の草原にキャンバスを置いて、集中して絵を描いています。 長い間、休憩も取らず筆を走らせている。ところが急に、腕を動かしづらくなってしまいました。 どうしたのでしょう。 「?」 その時、トウキさんの背後に重みとぬくもりが… …
いつものようにぼんやりしている…ようで今日は、悩んでいるらしいトウキさん。最近トウキさんは、どろちゃんとにゃこさんの喧嘩に巻き込まれています。 絵の具、木の枝 なぜなのでしょう。 人を人とも思わないねこさんたち。 こちらをよけて通れば良いものを…
前回のお話大好きなきのこおばあちゃんをどろちゃんに取られてしまい、嫉妬にかられるにゃこさん。 現在きのこさんたちがくつろいでいる公園は、にゃこさんとどろちゃんの縄張りがかぶっている場所です。 ねこさんも人間と同様、縄張りが同じ場合はできるだ…
「にゃっふにゃっふ♪」 何やらごきげんなにゃこさんが、ポ村をとっことこと歩いています。 「今日もまた、おばあにゃんたちを癒してあげるんにゃー」 にゃこさんが顔を見せると、いつも喜んでくれるポ村の優しいおばあさんたち。 そしておばあさんたちは、に…
「楽しかったー、でも買い物しすぎて遅くなっちゃったな」 USAさんが都会で買い物に夢中になりすぎたため、少し帰りが遅くなってしまった日のこと。 家路を急ぐ彼女の背後から、何かが聞こえてきました。 「フゥ〜、フゴー」 「!?」暗い夜道。 何やらとて…
草食動物の食料は、栄養価が低い。 そのため彼らは、一日中お食事している事が多いのです。 “そうなんにゃ。 一日中ごはん… なんにゃか羨ましいにゃ” 一方肉食動物の食料は、栄養素が豊富。 ですがご飯を食べるための“狩り”に体力を使ってしまうので、しっか…
前回のお話人間の心に巣食う“悪の心“を餌にしている鬼。 しかしそれだけでは満腹にならない鬼は、節分の日に豆を食べて、一年分の栄養を摂取しています。 そんな鬼はポ村にも現れたのですが、去年の記憶があまりいいものではなかったせいか、こっそりと引き…
人間の心に巣食う“悪の心”を餌にしている鬼。 節分になると、ポ村にも鬼がやって来ます。 鬼に対しては、ポ村の周辺をウロつく悪しきものさえも恐れ、近くに鬼の気配を察しただけでも逃げて行く。そんな鬼が今年もポ村に現れ…たのですが。 鬼はなぜかポ村に…
ポ村に住むおじさん、もち三さんには悩みがあります。ねこさんによって、改めて気付かされた悩みそれはお腹がポコッと出ているということ。 いくつになっても、スリムになりたいという願望はあるものです。 “健康的な身体になるためには、もうちょっと体重を…
大晦日って、やっぱり夜更かししてしまいますよね。なので寝坊して遅刻したことはない人間ですが、元旦の日はいつも昼ごろまで寝ています。 ぐーすか寝ているので「あけましておめでとう」 と言いながら、家族みんなで朝食を食べた記憶もほぼありません。 お…
大好きなチョコ菓子。 “これは後で食べよう“ まゆさんは好きなものは先に食べずに、大事にとっておくタイプです。 人によってはもったいぶりすぎて、賞味期限を切らしてしまう… という人までいるらしい。 でもまゆさんは、きっちり食べます。 食べ物を無駄に…
前回のお話気分転換をするため、外でランチをしていたもち三さん。 そこへ遊んでもらいたそうなにゃこさんが、やってきました。 (可愛い。このねこさん凄く可愛い。さっきひざの上に座ってくれていた時も、凄く可愛かった) ねこさんと一緒に遊んだりしたら…
現在医療費は一年間で、40兆円を越えています。 やはり何とかこの巨額な医療費を削減したい。 常に医療費削減を意識しているポ村の村長は、住民にセルフメディケーションをすすめる活動をしています。 マメチュー先生の調剤薬局に通う患者、ポ村の住民もち三…
「こんにゃちは」 「にゃこさん、こんにちは」 「お月見のおだんご、作れますきゃ?」 「おだんご…作れますよ」 パティスリーマルズにやってきたにゃこさん。そんなにゃこさんにパティシエのマルズさんは、お月見用のお団子を作ってもらうよう頼まれました。…
前回のお話コーヒー専門店がポ村に出来て以来、USAさんはコーヒーをよく飲むようになっていました。 しばらくはコーヒーのおかげで眠気や疲れもとれ、USAさんは元気一杯でした。 ところが今日は体調が悪い様子。 まゆさんに“コーヒーの飲みすぎでは?”と指摘…