マメチュー先生の調剤薬局

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ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

節分 2023 その1

節分の日、怖いものが苦手なパゴロウさん、ケイヒさんはおうちの中に隠れています。

パゴロウさん
ケイヒさん

節分の日に鬼が出没するのに乗じて、悪しきものがいつも以上にうようよしているからでしょう。
悪しきものとは土壌を腐らせたり、その腐った土で作った泥団子を投げてきたりする存在です。


もちろん、鬼自体を怖がっている人たちも、おうちの中に避難し”鬼は外”をしています。


パゴロウさんたちと同様、怖がりのナメ江さんも早めに用事を済ませて急いで家に帰ります。

鬼は悪しきものたちのボス…
のように見えますがどうやら違うようです。


悪しきものの秘技、泥団子投げ。

食べられるお豆じゃないので、泥団子をぶつけられるのは鬼も困ります。


悪しきものは女子どもを狙って攻撃する習性があるので、通常であれば鬼には攻撃しません。
ですがこの鬼はお腹が減り過ぎて弱ってしまい、悪しきものたちの標的になってしまったみたいです。


「うう…」

鬼、困惑中

「なまはげさん、悪い子たちがこちらにいまーす」

そんな時、女性の声が聞こえてきました。

てんまさんとまゆさんです。
悪きものから、鬼を助けに来てくれました。

垢鬼

鬼はその後、泥汚れを落とすため、温泉へ。
www.mamechu.com

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※過去の節分のお話
「毎年お風呂にばっかり入ってんじゃん」
「うぅ…」

そのとき突然、鬼のもじゃ頭(かつら)の中から小鬼が出てきました。

なんか出た

お風呂の湯気が暑くて出てきたようです。


「何この子。かわいいー」
「え?息子?」


鬼はゆっくりと首を横に振っています。
青い小鬼はまゆさんたちのテンションに驚いたように、再びもじゃ頭の中に隠れてしまいました。


「あら、隠れちゃった」

ひょこっと出てきた青小鬼に、近くで遊んでいたにゃこさんは興味を持ってしまったようです。


目がキラッとしています。

続きます