マメチュー先生の調剤薬局

マメチュー先生の調剤薬局

ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

平和な光景 その1

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前にポいもは、ちょっぴり治安が良くない町に住んでいるという記事を書きました。
記事:町の治安

実は最近、勤務地が少々変わって、歩いて行ける近所の職場から、ちょっと都会にある本社へと部署ごと異動になったのです。

異動になった場所は、ポいもが住んでいるところより、プラス2、3くらい治安が悪いところ。

そこはとても大きな駅なのですが、勤務地がある場所は華やかなメインの方ではなく、イメージとしては駅の裏側みたいな方向にあります。裏側方面の駅前は夜の雰囲気が漂い、実際にその手のお店がいくつか点在している。


有名な居酒屋のチェーン店もたくさんあるけれど、ガールズバーやコンカフェ、風俗店なども見かけます。ポいもは物珍しく、つい通勤中にきょろきょろと眺めてしまう。

「こういうお店って、こんな朝からやってるんだ」

若い女性が看板を持って、朝からお店の前で立っています。
「知らないことばっかり。ソープとヘルス?どう違うんだろう」


そうそう、ポいもは筋金入りの方向音痴。
記事:方向音痴


異動前に職場の人たちと一度、新職場に行ったことがあるというのに異動日初日、初めての一人出勤で道に迷ってしまう。

「ポいもさん、明日ちゃんと一人で来れる?」
「不安だけど一度行ったことあるし大丈夫。地図もあるし」


そんなことを職場の人に言っていた方向音痴ポいも。まず、大きな駅の迷路のような地下街で迷子。

「なんなの?この駅、広すぎるっ」

職場の人の予想通り結局迷子になり数人の通行人や駅員さん、おまわりさんに道を尋ねまくる。

「西口の方に行きたいんですけど、私がいる場所はどこですか?そして西口はどこですか?」

地図…それはポいものためにあるのではなく、ポいもに道を尋ねられた人々のためにあるもの。


「うわっぎりぎり間に合った」

異動日初日、余裕をもって家を出たにも関わらず、遅刻寸前の時間に到着。

「明日からは人に聞かずに、一人で出勤できるようにならないと」

方向音痴のポいもにとって、治安の悪い勤務地にあるインパクトがあるお店は、ありがたいことに目的地への目印となりました。

「”すももも私も🍑もものうち”(仮名)がここにあるから、職場まではこのまま、まっすぐだなっと」

おかげでようやく危なげなく勤務地に到着できるようになるポいもさんでした。

続きます