マメチュー先生の調剤薬局

マメチュー先生の調剤薬局

ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

平和な光景 その3

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前回のお話
少々治安が悪い街に異動になったポいも。それでも可愛らしいハトを見て癒されていました。しかし自宅マンションへ戻ると…

1階の掲示板にこんな張り紙が張られていました。

⚫︎騒音注意

⚫︎タバコのポイ捨て禁止

本当はこういうマンションの悪い部分って、引っ越し前の内見時に確認しとかないとなんですよね。


我が家のマンション、未だに治安悪め。でもまぁ、この程度はどこのマンションでもあるのかな?



他にも
⚫︎これポいもの住むフロア

⚫︎ポいもは見たことありません

そんなことがあったとは!見た人びっくりしたでしょうね。

実はこの張り紙のあと、しばらくして。

その辺の紙に書きなぐったと思われるなぞの張り紙。

「髪の毛?」


なんなんだろう、意味が分からないことって、より怖い。一番怖い。この”捨てるな”という張り紙がある場所はゴミ捨て場のほど近く。張り紙のあたりに髪の毛が捨てられていたのかどうかは分かりません。
※この張り紙に関してはすぐに剥がされちゃっていました。

騒音、たばこの件に関しては引っ越しする前から貼られていたようですが、異臭とおしっこの件に関してはポいもが引っ越して来てから。



多分なんだけど…

異臭とおしっこの件は同一人物が犯人な気がしています。


そしてその犯人はポ宅の隣人な気がしている。ポいもの後に引っ越してきた隣の人、ちょっとやばい気がしている。


隣人はそこそこご高齢の男性。彼のお部屋は季節関係なく、いつもドアがちょこっとだけ開いている。もちろん今の寒い季節でも。多分本人の留守中も就寝中も、ドアが開いていると思われます。

その隙間から、部屋が物であふれ返っている様子が伺える。


一時期、廊下に40、50本ほどの大量のビニール傘が置かれていたこともあった。

彼が引っ越して来てから、今まで出会っていなかった夏の黒々とした虫が、我が家に現れるようになった。

そしてこの高齢男性はマンションの下の花壇のような場所に座り、よく通行人を眺めている。

(ここでなにしているの?この人。通りづらいなぁ)



ポいもは帰宅途中に、この方を道端で見かけたこともありました。

この隣人の高齢男性とすれ違うとき…


と、つぶやかれる。


隣人とのご挨拶がない街。それでもインパクトのある高齢男性をなんとなく覚えてしまったけれど、こちらが覚えられているとは思っていなかった…

(覚えるなよ)

ポいもはこの人が犯人なのではと、疑っちゃっているのですが、実際は分かりません。証拠など何もないですからね。決めつけはよくありません。でも誰が犯人であろうと、治安が悪げなのは確かな雰囲気が漂っています。

遊びに来る生き物もねこさんやハトさんではなく、黒くて素早い夏の虫ですし…

そのスピードスター的な“黒光り這いずり回り虫”のおかげで街だけではなく、お部屋の中の治安も悪くなってしまいました。

全く…