マメチュー先生の調剤薬局

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ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

寒い日に飲む甘酒 その1

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【本日のまゆさんの防寒具】

裏起毛タイツ、ヒートテックのインナー、使い捨てカイロ、イヤーマフ、マフラー、手袋、厚手の靴下等

 

「ここまでしても寒さを防げない人間の体ってなんなの?よく絶滅しなかったよね。いくらなんでも弱すぎない?」

 

体中に体毛がなくたって、こんなに寒い思いをしなくて済むように、進化してくれればいいのに。

 

そもそもこれ以上、体毛いらない。

髪の毛、まつげ、眉毛以外のムダ毛はいらない。

ほんとは眉毛も最初からある程度整っていてほしい。

 

あとは病とかに簡単に負けない身体になって欲しいし、還暦くらいまでは若々しい外見と脳みそでいてほしい。老いるの早すぎなんだよ。


汗もいらないね。気持ち悪い。

体温を下げるっていうけどさ。もうちょっと他に方法なかったもんかね?

 

そんでね、睡眠もとり過ぎだよね。

人生の1/3も寝なくていい。

睡眠2~3時間で、体力回復して欲しい。

 

もちろん生理もいらない。うざいったらない。

うざいといえば抜け毛もうざいし、ニキビもうざい。

 

それからささくれも巻き爪も、靴ずれも肌のかゆみも目くそも鼻くそも鼻水もいらない。

そうそうシミもしわもたるみも白髪も腰痛も手荒れ・あかぎれもいらない。

いらないもの、もっとあるな。

ええとね。そうだ!いっち番いらないやつ!!

 

あれだ、おしっことうんこ!!

「寒い、寒すぎる」

 

まゆさんは北風の勢いに負けそうになっています。

「こんにゃろ、負けるかっ!」

乾燥したこの時期は、ウイルスの水分が抜け軽くなるため、私たちの周りで浮遊し始めます。

 

このウイルスたちのこともうんち同様、全然必要としていないんですけどね。冬に活発に活動する、ノロウイルスのようなタイプもいるので要注意です。ウイルスなんかに負けて、憑りつかれないためにも免疫力・抵抗力をつけましょう。

抵抗する能力が低下している人

免疫力をつけるため、村長やマメチュー先生がすすめているのが、いわゆるセルフメディケーション。

クラゲさんの背中には、冷たくなったまゆさんが乗っかっていました。

 

抵抗するどころか、無抵抗。

寒さにやられたのでしょう。

 

まゆさん、本日も薬局に薬草を届けに来たようです。

クラゲさんのおかげで、一応目的地に着いたみたい。よかったですね。

続きます