マメチュー先生の調剤薬局

マメチュー先生の調剤薬局

ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

アロマセラピー

※これはポあねがポにゃちゃんと暮らしていた頃のお話です🐱

”くしゃんっ”


「かゆい。そんで、くしゃみ出る」


ハウスダストや猫アレルギー持ちであるポいも。ねこさんと暮らすポあね宅に行くと、必ずアレルギー症状が出てしまいます。

「ちょっと待ってて」

ポあねはそういうと、何かをとりだしました。

「これなに?」
そして何かを作り始める。

謎の小瓶
いい匂い

「これはね、ペパーミントとユーカリ、レモンを調合した、アレルギー症状を抑えるアロマなの」


ポあねは民間の資格・メディカルアロマインストラクターを取得しております。


部屋をいい香りが漂っている。

ねこさん何か言うてます

ねこさんにはアロマオイルは危険なので、調合の最中、ポにゃちゃんはクローゼットの中で過ごしてもらいます。


「このスプレーちょっとかけてごらん」

「スプレー?」

「あ、そうじゃなくて空気中にシュッと拡散させるように使って」


ポあねが作ってくれたスプレーは、肌に使用するには濃度が濃いとのこと。肌に使用する場合はアロマオイルを1%以下にする必要があるそうです。


「あ、症状治まった」
「ほんと?よかった」


内心あまり信じていなかったアロマを使用すると、一時的ですがすぐに症状が治まりました。


再び症状が出てきたときは、再度スプレーを使用します。

“シュッ”

「おお、また治った」

一部の方の中にはアロマ=合成香料と思っている人もいるそうです。


合成香料といえば思い出すのは、トイレとかに置く香り玉(におい玉)
昔ファンシーショップなるものに置いてあった品です。


アロマは合成香料ではなく、天然100%で抽出。そのため薬理作用があります。


「じゃあさ最近、耳の穴が痒くなるんだけど」
「炎症があるのかな。ちょっと待ってて」

今度はジェル

「これはラベンダーとラヴィンサラを調合したもの。炎症を抑えてくれるアロマだよ」

なんだかヴェポラップっぽい懐かしい香りがします。


「これは首元に使うといいよ。耳に塗る場合は綿棒を使ってね。あと1ヶ月程度で使い切るようにね」

ねこさんがお宅にいない方は、アロマの香りを楽しんでみるのも良いと思います。


アロマには消化を助ける、美容、殺菌・消毒、鎮静作用など様々な効能があります。


特にみなさんがアロマの効果としてイメージの強い、心身ともにリラックスできるものもあるので、お疲れの方にもおすすめですよ。

●お知らせ●
次回記事からはお正月の記事でチラッと発表していた、リライト記事を載せていこうかと思います。よろしくです😀