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代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話。
前回のお話
給湯器が故障したので修繕してもらうため、管理会社に連絡をしたのですが、全くつながらない。
そんな中、水道局から漏水との指摘まで受けてしまいます。
このままでは困ると、賃貸契約書を引っ張り出して記載されている管理会社の連絡先を当たってみたのですが、どれも現在使用されていない状態。
「この管理会社、ひょっとして倒産している?」
さて、ここでちょっとだけ話を変えますね。
管理会社に連絡さえすれば給湯器が直ると思っていたポいもの、壊れた給湯器を使用しての、お風呂の入り方について説明したいと思います。
危険だとお思いでしょうが、お風呂場には小さな暖房器具をおいてあります。
小さいのでそこまであったかくはありませんが、シャワーがほぼ水なのでないよりはマシです。
ただでさえ寒い季節に、冷水を浴びているわけですからね。
ユニットバスなので暖房器具はトイレの上にポコっとおいてあります。
頭は冷たい水でも多少は我慢できるので、冷水シャワーでざざっと洗います。
しかし身体に冷水をかけるのはさすがに無理です。
心臓止まります。
そのため、お風呂に入る前にポットでお湯をこさえておきます。
あらかじめ購入しておいたじょうろに冷水とお湯を割って、体に塗ったくったボディーソープを洗い流します。
このときだけはあたたかくて気持ちが良いです。
でも芯からあったまるわけではないので、寒いは寒い。
やはりお湯の量がそれだけだと、あたたまりません。
だからお風呂から上がったら、すぐに大きいストーブの前に直行です。
しんどいです。
それでも給湯器、気まぐれにお湯が出ることがあるのです。
前に言いましたが、キリストが起こした奇跡レベルでお湯が出る。
一瞬しか出ないときもあれば、長くお湯が出続けることもある。
長く温かいシャワーを浴びている時は、本当にほっとします。
お湯を浴びることが出来るって、月並みですがこんなに幸せな事なのかと大げさじゃなく実感します。 シャワーからお湯が出るたび毎回思います。
それくらい寒いのですね、入浴中は。
アロマやらキャンドルやらドリンクやらを持ち込んで、入浴時間を充実させているお洒落女子という者たちとの距離を感じる日々。
その代わり早くお風呂を終えるようになったので、水道代とガス代は安くなっているような気がしています。
それにしても、こんなお風呂の入り方がいつ解消されるのでしょうか。
ちょっと前に職場のお仲間にも、給湯器が壊れていた人がいました。
当時彼女は、職場の最寄り駅近くにある銭湯に通う。
その銭湯はたまたま銭湯ドラマの舞台にも使用されていた、少し有名な銭湯。
彼女は冷水シャワー<銭湯だったのです。
ひょっとしたら大多数がそうなのかな?
職場から近いということは、ポいも宅からもそう遠くはないです。
けれど私はまだ
水さえ出れば体は洗えるから、銭湯に行くという選択肢は、ポいもの中に生まれない気がしています。
寒いと言っているのに矛盾しているようですが、それくらい外に出るのが究極的に苦手なのでした。
続きます