マメチュー先生の調剤薬局

マメチュー先生の調剤薬局

ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

マンションの管理会社と連絡がつかない場合 その22

一話目からはこちら
www.mamechu.com
代役・ナメ江さん。2022年秋冬のお話。

前回のお話
給湯器故障・漏水を修繕してもらうため、管理会社に連絡をしたのですが、全くつながらない。
困惑していたところ、オーナーさんの方から”管理会社をかえた”との連絡を受けました。
その後すぐに新管理会社さんから連絡を頂き、ようやく給湯器・漏水の修繕に向けて動き始めたようです。
しかし半導体不足で、給湯器の交換は最悪半年後になると告げられてしまう。
がっかりしていた直後、対応してくれる業者・部品が早々に見つかり、めでたく給湯器を交換できそうな予感。

業者さんと、給湯器交換の日程について話し合っていました。

「工事の日はいつ頃がよろしいでしょうか?」
「それって平日の方がいいんですか?」
「いえ、大丈夫ですよ。早ければ四日後の日曜日になるんですが、いかがですか?」

”四日後!?急!”

いや、心の準備…

思ったよりも展開が早い。
うれしいと言うよりポいもの場合、しり込みしてしまう速度。
急に”業者の人と対面するの嫌だな”感がにょっこりと出てきてしまう。

「午前中になるんですけれど」
「午前」
「午前9時ごろから2時間ほどの作業になるんですが」

お寝坊してのんびり過ごそうと思っていた日曜日!
多分、業者の方に”朝早っ”って思ったのが伝わったと思う。

「9時からええと、10時の間…になるんですけど」
って、こちらの様子を伺うように1時間くらい余裕を持たせてきている。

気をつかわせてしまったようです。

「はい。分かりました。日曜日の9時から10時の間ですね。それでお願いします」

朝早いのは嫌でしたが、この後に及んでグズグズしていても仕方ありません。
そもそもさっさと解決したい給湯器問題。
業者さんの提示してくれた日程でお願いすることにしました。

急展開での解決。
人生何があるか分からないとはこのことですね。


あれ?

でも…真管理会社さん、漏水の方は?

漏水と変換しようとすると”老衰”という文字が必ず先に変換されることも含め、ずっと気になっているんですけれど。
最初に連絡して以降、一度も漏水のことに関して報告してくれない。

”漏水の方は、大した事なさそうですけど”と伝えたもんだから、何もしなくてもいいと?
修繕報告書を提出するようにと言われているとも言ったんだけどなぁ。
聞き流されたかな?

今度は聞き流されないようにメールで、管理会社の方に確認を取ってみることにしました。

翌日。

携帯を見て見ると1件電話がかかってきている。

”管理会社から水道業者のことで返事がきたのかな?”

確認してみると連絡をくれたのは、給湯器の業者さん。
「この間の日曜日9時からお伺いすると伝えていた件ですが、やはり12時から13時の間でもよろしいでしょうか?」

……。

せっかく一旦嫌なことも受け入れたんだけどな。
私はさ、臨機応変に対応するのもさ、例に漏れず苦手でさ。

一度、早起き(9時だけど)すると覚悟決めてのこれ。

結局“寝坊出来るから”と自分を納得させ、了承しました。

管理会社さんからの漏水についての連絡は…
結局なかったなぁ。
LINEに慣れてしまうと、しっかりメールを見てくれているのかどうか、そこが気になるようになったと思う。

12月初旬。

待望の業者さんがおいでになり、ようやく給湯器を交換してもらいました。
12月にブレーカーを落としての2時間の作業だったので、暖房は付けられずけっこう寒かったですが“ようやく給湯器の交換”だと思うと乗り切れました。

作業終了後、説明書を頂いて、新しくなった給湯器には機能も増えていて…
ワクワクしながら読み進める。

そして早速お風呂に入ってみましたよ。

「温かいっていいね。幸せだね」

はぁぁ、やっとこ給湯器直りました。

おめでとうございます🎊
ありがとうございます😭

あったかいなぁ。
長かったなぁ。

だけどこの業者の方、最後におっしゃっていたことがありました。

「漏水しているのはトイレタンク内のこちらですね。部品が古くなっているので、オーナーさんに伝えておきます」


知らなかったんですけど。
給湯器の交換してくれる業者さんが、漏水も修理してくれるんだ。

管理会社さんが返信してくれなかったのは、そのせい?
相変わらず何にも、ものを知らないポいもさん。


さて、幸せあたたか入浴生活が再開して10日。

再びこの間の業者の方から連絡が来ました。
漏水しているトイレのタンクを、修理できる目処がたったとのこと。

「12月の19日、22日、24日のうちで都合がつく日はございますでしょうか」
「ええと」

19日、22日は平日なので仕事中。
残るは24日の土曜日くらい。

「24日なら大丈夫です」
「24日?大丈夫なんですか?」

どういう意味?
クリスマスイブに都合ついちゃダメ?

「では午前9時過ぎに伺います」
「お願いします」

クリスマスイブは業者の方と過ごすことになりました。

24日当日は、朝9時きっかりに業者の方がおいでになる。

トイレのタンク内の部品は相当古くなっていたようで、溶けて黒ずんでいた所もあったとのこと。
作業は30分ほどで終わりようやく我が家に起きたトラブルも終了。

早速、水道局の方から受け取っていた修繕報告書を書いてもらうため、業者の方に差し出しました。
「え?これは…水道局の指定業者が記載するものなので、書くことは出来ません」

どういうこと?
修繕の報告しなくてもいいの?

「ちょっと管理会社の方に確認してみますね」

そう言って業者の方は電話をかけ始めました。
ちょっと待って?
余計な手間をまたかけなくちゃいけないのかな?
トラブル終了じゃないの?

「お待たせしました。管理会社の方が、うまくやってくれるようです」

……。
うまくやるって。
なに?

「管理会社の方が指定業者に手を回して、うまくやってくれるんだと思います」

それ大丈夫なやつ?
私は、もう何もしなくていい?
それだけが気になるポいも。

そう言って、30分しか一緒にクリスマスを過ごしてくれなかった業者の方は、去って行きました。
ちょっとモヤッとしつつも、トラブルはぬるっと終了した模様。

…。

いや、まだ終了してなかった。

トゥルルルルル
トゥルルルルル

その日のうちに、業者の方から電話が来ました。

「修繕報告書は管理会社の方へ郵送してください」

…。

うげ!
なにそれ!
やっぱりか。
封筒買って、切手買って?
めっちゃ手間じゃん。
しかもお金もかかる。

うちに来た業者の人が書いてくれればよかったじゃんか。
なんでいちいち手間をかけさせるのさっ。


と、ごちゃごちゃ思いつつ、修繕報告書を郵送して完全解決しました。


ぶつくさ文句を言いましたが、年が明ける前に全て終了してよかったです。
安心しました。

読んでくれているみなさんには、どうでも良い話を長々と続けてしまい申し訳ないことです。
腰が重いいもに、イライラしました?

では次回、更新できずにいた節分のお話、そしてひな祭りのお話に続きます。