マメチュー先生の調剤薬局

マメチュー先生の調剤薬局

ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

ねこの別宅

お外を自由に行き来するねこさんの中には、本宅以外にも別宅を作る子がいると言います。


はてなブロガー楓屋さん(id:kaedeya)宅のダイちゃんにも、何やら別宅がある模様。


ほんわか癒しねこさんなので、みんなから愛されてしまうのでしょう。

昔、実家で一緒に暮らしていた、ねこのぽんちゃん。
(にゃこさんの前世です)

ねこ嫌いの祖母宅にて

元々甘えんぼさんのぽんちゃんは、全く浮気を疑わせない男でした。


長く家を留守にすることはあっても、毎日必ず帰ってくる。


自分で窓を開けられるのに「にゃあにゃあ」とないて甘えて、帰ってきたことをアピールする。


そして、抱っこをせがみ、いい子いい子してもらい、さらに遊んでもらって、疲れたらすやすやと眠る。


一方、他人に対しては、めちゃくちゃ人見知り。

彼がいそいそ、そわそわしながら身だしなみを気にしつつお出かけする、みたいなことは一度もありませんでした。


そのため、別宅がある等とは、思ってもいなかったのです。



そんなある日、ぽんちゃんの浮気が発覚する出来事がありました。


毛玉などを含め、吐くことが多いねこさん。

「ケポケポ」

ぽんちゃんも何やら吐き出しています。

「だいじょぶかー」

ぽんちゃんの吐しゃ物を観察。

「え?鮭!?」

ぽんちゃんはなぜか、うちでは食べさせていないはずの、鮭の切り身を吐き出していました。


「あげてないけど」


ーまさかー


「別宅がある…のか?」

しかも料理上手な女?


”ここを愛人宅とする”

はてなブロガーmaropnさん(id:mp87)ごめんなさい”ここをキャンプ地とする”をパロりました。


男はこうもすぐに、愛人宅を作りたがるものなのか。


ぽんちゃん、吐いたもので愛人宅があることがばれる。


いかにもねこさんらしい、ばれ方です。


知人宅にもいつの間にか知らないねこさんが、開けていた窓から侵入して、寛いでいたことがあったそうです。


”ここを愛人宅とする”

前にも記事にしましたが母が、私の布団の中に知らないねこさんがいるのを目撃。


どうやら開けていたドアから入って、当時、幼かった私と一緒に寝ていたらしい。


”ここを愛人宅とする”

そういえば実家近くの猫屋敷からやってきた、ねこの女の子ミチェ。


彼女からすれば、私のうちは愛人宅。


愛人を作るのに、男も女もありませんね。


ミチェの場合は、愛人というよりなんとなく

“うちの嫁がご飯を食べさせてくれないのよ”

っていう文句を言いに来ている気がしてしまう。


姑が近所の人に悪口を言いふらしている、そんなイメージ。

猫屋敷は、犬もいるし猫も人も多いのです。

愚痴も多くなるのでしょう。


ただミチェが我が家に長居すると、猫屋敷の主の方が心配して探しに来るので、ちゃんと愛されていると思うんですけどね。