マメチュー先生の調剤薬局

マメチュー先生の調剤薬局

ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

みちぇとの儀式

近所のねこ屋敷から遊びに来る、三毛猫の娘みちぇ。



ポ宅を気に入ったようで、連日連夜訪れるようになりました。


そしてお泊まりしていく日も増えてきた。



最早実家にいるより、ポ宅にいることの方が多いのでは?というくらいです。



これではさすがに、ねこ屋敷の方たちもみちぇが心配…


ということで夜は泊まらせず、母が必ずみちぇを帰らせる事にしました。



「これからは夜9時には、帰って貰うわよ」



その日以来、みちぇがお帰りになる夜9時頃になると…

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このあとみちぇは、母に簡単に捕まってしまう。


これが原因でみちぇはすっかり、母の動向を気にするようになりました。



夜9時前は母がどんなに歩き回っていても気にしないみちぇですが、夜9時を回った途端…



母の動きに一気に敏感になります。



“あのおばさんがまた…

アタチを追い出そうとしにくるわ”



どうやらうちの母が、自分を捕まえに来る時の足音が分かるようです。



母がポいもの部屋に、みちぇを捕まえに来る頃…

毎回すでに、みちぇはテレビの裏に隠れています。




隠れているのですが、いつもみちぇは頭隠して尻隠さずなので、すぐ発見されてしまいます。



「みちぇ~、またしっぽ出てるよ!」


なのですぐ捕まる。




“いやよ~!タスケテ~!”



可哀相にみちぇ、泣きわめいています。

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このお帰りの儀式の時のみ!そして唯一。


みちぇが帰りたくなくて、ポいもにしがみ付いてくれる!



刹那の幸せ時間ー。



時間は刹那のですが、毎夜全くの同じ事が繰り返されます。


結局毎日しがみついて貰えるのです。



みちぇには憂鬱な時間なのでしょうが、ポいもさんはちょっと楽しい。



ねこさんはおつむが成長しないので、毎夜9時になると一生懸命隠れています。


そして毎回しっぽも出ている。

捕まる…


夜の可愛いやりとり。




でもねぇ、みちぇ。


ポ宅に遊びに来てくれるのは嬉しいけど、おうちの人ともたまには一緒に過ごしてあげないと。


あなたは女の子なんだから顔出してあげないままだと、やっぱり心配すると思うよ?