です。

マメチュー先生の調剤薬局

ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

のらねこ

村長は“カゲや怪しい者”から村人を守るため、ポ村を定期的に見回っています。


それもお仕事の一つ。


毎日忙しそうです。


そして珍しく村長のそばを、うろちょろするUSAさん。



「村長、あたし村にカフェが出来たら良いなって思ってるんですけどね…」


何やら要望を伝えているみたいです。





一方、ねこのどろちゃん。


スヤスヤとお昼寝中。

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のらねこさんの羨ましいところ…


それは自由で、誰にも縛られないところ。

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目を覚ましたどろちゃんは、お散歩に出掛けるようです。



男の子のねこさんは、単独行動がお好み。



冒険して、探険して、色々と調べ事をして…



そういうのが楽しい。


行動範囲も女の子より、広めです。



でも動くとお腹が減る。

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お魚獲りは、苦手です。



「にゃぶ?」



どろちゃん、ご飯が飛行しているのを発見!

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ねこさんは、昆虫で遊んだり、食べたりするのが大好きです。



虫が気持ち悪いとか、何とか言うのは人間くらいなのです。



ただし、ゴキブリやらネズミやら蛙やらに関しては、寄生虫等に気を付けて欲しいものです。





そこにたまたま居合わせたにゃこさん。



「ここは、にゃこさんのとこにゃよ!

何しにしたんにゃよー!」




にゃこさんもねこなので、いっちょ前に縄張りがあるようです。




「にゃぶ?」


ご飯を追い掛けるのに夢中で、どろちゃんはついつい入り込んで来てしまったようです。



「にゃぶ?バッタにゃ!」



「にゃ?バッタ?」



どろちゃんは、昆虫の中では特にバッタが好き。




黒揚羽の事は忘れて、バッタを追い掛けて行きます。




ポテポテポテ…



「にゃぶっ!」

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ようやく本日初めての、お食事にありつけました。



おいしいご飯が食べられる。



安心しても眠ることが出来る。



それだけでも幸せ。



それこそが幸せ。






ポツポツ…


「にゃぶ…雨にゃ」



雨が降りやすい季節。



どろちゃんは、基地を抱えて木の下へ。

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濡れたら体が冷えてしまいます。



のらねこさんは自由ですが、その反面過酷でもあります。




ザーザー…



雨が強くなってきました。



「濡れちゃうにゃ…」



「どろちゃん?」



「にゃぶ」



「やっぱりどろちゃん。
ねぇ、見てこれ。
大きい傘、買ったの」



てんまさんがどろちゃんに、声をかけてきました。

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「どろちゃんと、一緒に入ろうと思って買ったんだ」



てんまさんは、どろちゃんに傘を差し出します。





「隣いい?」



「にゃ」



のらねこさんの生活は過酷ではありますが、そればかりではありません。



今のところ雨は、ちゃんと止んでくれます。



お空も心も晴れていきます。


雨水だって飲めます。

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“雨水を飲む”

それだけでどろちゃんは、とっても嬉しい。






「村長っ。

あたしお店の美味しいコーヒーが、ポ村でも飲みたいんですってば!」




「USAさんは、コーヒーがお好きなんですね」


「なかなか村の外に、出られないんですものー。

もっと人生を豊かにしたいんです」




さすがに雨水では、どろちゃんのように満足出来ないUSAさん。



USAさんが幸せを手に入れるのは、まだまだ先のようです。