猫さんはお土産を持ってきてくれる生き物。
(お土産➡自分が獲った獲物)
お土産を飼い主さんに持ってくる意味は、猫さんによって違うのだそうです。
うちのぽんちゃんは、絶対にお土産を渡してくれないタイプです。
自慢しにくるだけ。
「ぽんちゃんが獲ったにゃー」
自分のものは自分のもの。
まぁそれは当たり前の事だし、欲しくないからいいんですけど。
とはいえ生きている場合は、慌てて取り上げてしまいます。
するとぽんちゃん、ないてわめいて大騒ぎ!
小動物の命の事を考えると、複雑な思いはあります。
「ぽんちゃん何も悪いことしてないにゃよっ」
そう。
ぽんちゃんは悪いことしているなんて、思っていません。
“毎日たらふく食べている猫さんは、食べもしないのに狩りをしてはダメ”なんて言っても分からないですからね。
室内飼いの猫さんでも、ゴキさんとかを持ってくる子はいるそうです。
「坊やたち今日のご飯ですにゃよ」
みたいな感じなんですかね?
室内飼いと言えばポにゃちゃん。
ゴキさんを見かけたら、どうするのでしょう。
ポにゃちゃんは、ゴキさんがあまりいないという北国育ち。
ゴキさんを見て狩りの欲求が、ムクムクと出てきたりするのでしょうか?
やっぱり怖がるかな?
お手々でゴキさんにテンテン触って欲しくないので、出来れば怖がって欲しいですけどね。
「ゴキ触ったの?はい、お手々出して下さい。
拭きますからね」
「何でにゃよ」
ゴキ菌をキレイに拭くのですよ。
お手々を拭かれたくなかったら、触らないようにして下さいね。
そもそもポにゃちゃんには、ゴキさんを捕まえられないだろうから、いらぬ心配でしょうけど。
一方昔、ご近所の猫屋敷に住んでいた猫おばさん・バーバラ。
「この子ときたら狩りも出来ないのにゃね。
このままじゃ、おなかを空かせて死んでしまうわ」
バーバラさんはポいもの為に、ご飯を運んできてくれるタイプの猫さんです。
主に虫とかが多いです。
バーバラさんいつもすみません、わざわざ…
母性本能強いのかな?
ぽんちゃん・ポにゃちゃんと違ってバーバラさんは女性ですからね。
お土産の虫たち…
いつも生きているんですよね。
「そろそろ狩りの練習をしにゃさい」
猫さんが弱らせた獲物を届けるのは、子どもに狩りを教える為だそうです。
当時まだ学生だったポいものために?
“獲物獲ったにゃー”
ぽんちゃんみたいに、自慢しにきた訳ではないんだね?
“バーバラさんありがとう”
というのが正確なんでしょうけど…
言えた事はなかったなぁ…