マメチュー先生の調剤薬局

マメチュー先生の調剤薬局

ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

猫の認知症

ポにゃちゃんは少し認知症の症状があるようです。


お医者さまに診断された訳ではないのですが、まぁ年齢も年齢なので(20歳)認知症の症状が出てきても不思議はないと思います。

【猫の認知症】
8歳を過ぎると症状があわられることがある。

症状としては夜中に大きな声でなく。

食欲の異常等。


初期の場合は、薬物治療可。

猫の認知症検査には除外診断(他の病気を除外した診断)を用いる。

他には血液検査・尿検査

症状によりMRI・CT・X線検査を行う。



ポにゃちゃんは撫でてもらいたい時以外にも、夜中に尋常ではない鳴き声で叫んでいるようです。

耳に損傷を与えるレベル

元々夜中や朝方に鳴くことはありましたが、最近なきわめく回数が激増。

しかも鳴き方が異常。


一度寝るとあまり起きないタイプのポあねですが、流石に目を覚ましてしまうとのこと。


おトイレの粗相はしないのですが、ないてわめいて毎夜毎夜、大騒ぎなのです。

寝たばっかり

仕方なくポにゃちゃんを鎮めるために、都度高級ご飯ニュートロを与えます。


“鎮まりたまえ“


早速ニュートロの効果抜群!

このねこ爺さん、ニュートロを開けようとすると声が明らかに変わります。

その声どっから出た

“きみ、本当に認知症なのかい?“


ポにゃちゃんはこのニュートロが欲しいがため、夜中に何度もないてポあねを起こします。


「さっき寝たばかりだし、さっきあげたばっかりだよ?」


そのたびに少しずつ少しずつ、ご飯を食べさせます。


結果まぁまぁの量のご飯を平らげる。


「ポにゃちゃん、本当は今日が何月何日か分かってるんじゃないの?」


「なんにゃよ、分からないにゃよ。ポにゃちゃん何にも分からないにゃ」


「そうだよね。そりゃそうだよね。だってねこさんだもの」


「そうにゃ、ねこさん分からないのにゃ」



ねこさんが、分かっていても分からなくてもどちらでもいいのです。


うちの猫のおじいさんはとってもほっそりしています。


だからちょっと食べるくらいなら、きっとポあねも起きてきて、これからも食べさせてあげることでしょう。