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クリスマスパーティーの準備中。
USAさんはクリスマスをめちゃくちゃ楽しみにしていたのですが、ここ最近体調がすぐれない日が続いていました。
記事:もうすぐクリスマス
結局USAさんの体調は、クリスマス当日になっても万全には回復しなかったようです。
先程から、ボーっとしたまま飾り付けしています。
今までであればUSAさんは、飾りつけの段階でワクワクし、張り切っていたのに。
「飾り付けが終わるまでは、いったん寝かしといてあげよ♪」
「まゆちゃん、みんざいってなんにゃ?おくすり?」
「そうだよ、USAを休ませてあげるためのお薬。あ、USAの好きなシャンパンと飲ませようかな」
心配しているのかなんなのか、まゆさんが良からぬことをクラゲさんに吹き込んでいます。
手に入れようと思えば、すぐに手に入る睡眠薬。
まゆさんがだいぶ前から木じじいの枝に掛けっぱなしにしていた帽子を、本人に投げつける木じじい。
冗談でも木じじいは、”睡眠薬とお酒”を同時に飲ませようと言う薬剤師が許せなかったようです。
飾りつけは順調に進み、お部屋が明るく華やかになってきた。
飾りつけの中には、オレンジ色の暖かな光を放つポ村の鉱物も含まれています。
※癒しの光を放つポ村の鉱物についてはこちら
記事:負の感情の化け物
「そうだった。マメチュー先生のお料理をたっぷり堪能できるのよねぇ。今日はこれが一番の楽しみだったのよ。」
「もうちょっと静かにしてくれていてもよかったのに」
「なによぉ。クリスマスディナー独り占めにするつもりね?」
マメチュー先生はディナーの前に、食前酒を持ってきてくれました。
「アーモンドとレーズン・シナモンが入ったホットワインです」
素敵ワインにテンションが上がるUSAさん。
USAさんはこういうおしゃれ女子っぽいイメージのものに、あこがれを持つ傾向があります。
「ワインおいしーいっ!いよいよディナーが楽しみになってきた♪」
「まずはオードブルを召し上がっていて下さい」
「わぁ、ピンチョスだぁー。少しずつ色々食べれて嬉しー。女子好み」
「アボカドとチーズのやつうまっ!」
「あたしはサーモンとミニトマトが好きかもっ」
一方にゃこさんは、ふかふかのクッションの上で、嬉しそうにちゅーるをはぐはぐしています。
マメチュー先生が作ってくれているという今夜のお食事。
ケーキに関しては、パティスリーマルズで注文
「メインが来ちゃうとさ、終わりが近づく気がして、ゆっくりゆっくり前菜を楽しみたくならない?」
「でもメイン楽しみなんでしょ?」
「そうなんだけどね。その楽しみをなるたけ先延ばししたくもなるのよ」
「ふうん」
「皆さ-ん!お料理出来ましたよ」
「きゃー、来たわー」
「え?USA、メインは先延ばししたいんじゃなかったっけ?」
なんだかんだで、はしゃいじゃうUSAさんなのでした。
続きます