マメチュー先生の調剤薬局

マメチュー先生の調剤薬局

ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

寒い日に飲む甘酒 その3

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前回のお話

冬の寒さが苦手なまゆさん。マメチュー先生の甘酒で温まっていました。そんな中、甘酒が大好きらしいUSAさん。一人、甘酒のおかわりをしまくっていました。すると…

 

ゴロゴロゴロゴロー

甘酒は身体にいいと言っているのにこの有り様…

 

「ああああぁ、トイレー!」

「まったく、何してるんだか。やっぱうんこはいらないよね。うん。」

「そういえば、食べ過ぎ・飲みすぎるとデブになるという身体のシステムもいらないなぁ」

 

身体にいいと言われる食べ物、飲み物でも摂取しすぎるとやはり身体に悪影響を及ぼすようです。

 

「やばー。このあと患者さんに対して笑顔作れるかな」

「今くらいがちょうどいいよ。USAはコミュニケーション能力が高いらしいけどさ。その仮面のような嘘くさい笑顔は、逆に不快になる」

 

「やだ、失礼!笑顔が嘘くさい?笑顔を作れないまゆちゃんよりは、まだマシじゃない?性格的に医療系のお仕事しちゃだめだと思う。」

 

”むむ!?”

なにやら過去の出来事を思い出したらしいまゆさん。

不愉快な思い出

「あー落ち着いた」

USAさん、笑顔でトイレから登場。

 

「…」

「あら、USAさん、体調崩してしまったんですか?もしあれだったら、このあとお休みされますか?」

「いえいえマメチュー先生、大丈夫です。心配させてしまってすいません。調子に乗って甘酒飲みすぎちゃいましたー」

 

一方まゆさんは、自分がきついことを言ったことは棚に上げ、USAさんに対し思い出し怒り中のようです。

 

「なに?どしたの、まゆちゃん」

マメチュー先生心配つきず。

 

先程まで寒さに震えて、動けずにいたまゆさん。

USAさんのおかげで、寒さも忘れるほどカッカしてきたようです。

 

「まゆちゃんそんなに元気なら、あたしの代わりに働いてー」

 

「USA、甘えるな。大人になれ!」