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前回のお話
冬の寒さが苦手なまゆさん。マメチュー先生の甘酒で温まっていました。そんな中、甘酒が大好きらしいUSAさん。一人、甘酒のおかわりをしまくっていました。すると…
ゴロゴロゴロゴロー
甘酒は身体にいいと言っているのにこの有り様…
「ああああぁ、トイレー!」
「まったく、何してるんだか。やっぱうんこはいらないよね。うん。」
「そういえば、食べ過ぎ・飲みすぎるとデブになるという身体のシステムもいらないなぁ」
身体にいいと言われる食べ物、飲み物でも摂取しすぎるとやはり身体に悪影響を及ぼすようです。
「やばー。このあと患者さんに対して笑顔作れるかな」
「今くらいがちょうどいいよ。USAはコミュニケーション能力が高いらしいけどさ。その仮面のような嘘くさい笑顔は、逆に不快になる」
「やだ、失礼!笑顔が嘘くさい?笑顔を作れないまゆちゃんよりは、まだマシじゃない?性格的に医療系のお仕事しちゃだめだと思う。」
”むむ!?”
なにやら過去の出来事を思い出したらしいまゆさん。
「あー落ち着いた」
USAさん、笑顔でトイレから登場。
「…」
「あら、USAさん、体調崩してしまったんですか?もしあれだったら、このあとお休みされますか?」
「いえいえマメチュー先生、大丈夫です。心配させてしまってすいません。調子に乗って甘酒飲みすぎちゃいましたー」
一方まゆさんは、自分がきついことを言ったことは棚に上げ、USAさんに対し思い出し怒り中のようです。
「なに?どしたの、まゆちゃん」
マメチュー先生心配つきず。
先程まで寒さに震えて、動けずにいたまゆさん。
USAさんのおかげで、寒さも忘れるほどカッカしてきたようです。
「まゆちゃんそんなに元気なら、あたしの代わりに働いてー」
「USA、甘えるな。大人になれ!」