ポあねが読んだという、とある記事。
“たまたま居合わせた人たちの連携プレーにより、AEDを使って人命救助が行われた”
「この記事を読んでね、実際その場に居合わせたらこの人たちみたいに、AEDをちゃんと使えるのかなって思ったの」
AED講習は、何度か受けたことがあるというポあね。
それでも不安があると言います。
講習を受けていても、使用するのをためらう人は実際多いのだそうです。
考えてみれば確かに、学校で避難訓練等を毎年行っていましたが、いざ本当に避難しなければならない状況に陥った時…
本当に目の前に“死”が迫ってきた時、避難訓練と同じように整然と落ち着いて避難する事なんて、頭が真っ白になって出来ないだろうなと思います。
普段からもっとリアルなシチュエーションで、シミュレーションをしないと正しく行動は出来ない。
と言うことで、今回はポにゃちゃんと一緒にAED講習です。
「倒れている方、発見!大丈夫ですか?」
①安全確認
車などにぶつかる危険のない場所か確認します。
②肩を叩いて意識の確認
③助けを呼ぶ
119番をしてもらい、AEDをとってきて貰う
④10秒以内に素早く呼吸の確認
⑤胸骨圧迫
⑥AED使用
「!!心臓が動き出したようです。救急車が到着する前に、意識が戻りました」
「無事でよかったです」
日本では一年間で、約7万人の方が心臓が原因による突然死で亡くなっています。
それは新型コロナやインフルエンザよりも、多い数です。
一般の方が心原性の心肺機能停止をしてしまった方を、目撃した件数は2万5千件以上。
その内1000件以上が、一般市民によりAEDの除細動を実施。
それは目撃された件数の4.7%しか、AEDを使用されていないという事になります。
現在、AEDの設置率は上昇しています。
そして一般の方もAEDが使えるよう、講習が行われている。
講習を受ける方が増えてくれると、救われる命も当然増えると思います。
人ごとではなくそれによって、大切な人の命も救えるかもしれません。
自分の命も救って貰えるかもしれない。
普段からAEDがどこにあるのか、気を付けて見ておくのも大事だと思います。
でも
“公衆トイレのそばには、必ずAEDを設置する”
みたいなことにしてくれたら、もっと分かりやすいかもしれませんね。
もしくはコンビニには必ず設置するとか。
すでに設置してあるよ、という所もあるかもしれませんが…
よく行くトイレの場所、コンビニの場所等は把握している人が多いですし、駅構内や商業施設等にはトイレへ行くための案内板があちこちにあります。
その案内板を辿って行けば、AEDに辿りつける…
そんな風にすればもうちょっと落ち着いて、AEDを探しに行けるのではないかと思います。
いくらAEDを正しく使用出来ても、肝心のAEDが手元になければ使えませんからね…