マメチュー先生の調剤薬局

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ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

ねこさんの体調 その3

www.mamechu.com


最近、ポにゃちゃんは体調が悪くなったせいで食欲減退。


毎日点滴中です。

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食欲が無くても柔らかいものなら食べられるかな、と思いスープや缶詰などをあげていたのですが、全然食べてくれません。

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「ポにゃちゃん、食べないと元気にならないよ?」




一応と思い、試しにいつも食べていたカリカリをお皿に入れておいたら、ポにゃちゃん普通に食べてる。


「なんと!」


まさかのカリカリをご所望??


食欲のないポにゃちゃんのために、ポあねがいろんな種類のご飯を買ってきてくれていたけども…


きみは、ご飯が食べられなかったのではなく、ただ好き嫌いしてただけなのかい?

食欲がない時は“喉を通りやすいものを”なんて思い込んでしまったのが、いけなかったのでしょうか。


そのうちにゃんトークで“カリカリ”とか、食べたいご飯の種類も翻訳してくれれば良いのだけれど。



“神戸牛が食べたいのにゃ”


希望に添えるかどうかは別ですが。



でも先生は“ポにゃちゃんが食べるのであれば、人間が食べるのものでもなんでもOKですよ“とおっしゃっていたのですよねぇ。。。



“本当に?“

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今後はご飯が食べられなくなるばっかりかも…

と心配していたのに、思ったよりも早く復活してくれ、少し安心しました。

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毎日プレドニンを飲んでいるおかげかもしれません。



【プレドニン(商品名)】

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ステロイドとか、副腎皮質のホルモンとよばれているもの。
もともと体内の副腎という臓器で作られています。

免疫抑制作用があるので、炎症・アレルギーを抑えたり様々な疾患にも使え、とても効果が高い薬剤。
その分、副作用も多い薬です。

その副作用のひとつが“食欲増進“
ダイエットをしている人には副作用として働きますが、今のポにゃちゃんにはプラスに働いてくれているのです。

ポあねも帯状疱疹を患った時に、同様の薬を使用していたとのこと。




お薬のおかげで食欲も徐々に戻り、元気になってきたポにゃちゃん。


「よかった、よかった」


なのですが、毎日の点滴が大変になってしまいました。


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逃げ足はやっ!


そのスピードどっから出た!



この元気を保ったまま、発作が再び起こらないことを祈ります。




今度食べられなくなってしまったら“シリンジで強制給餌か、鼻にチューブをして胃まで流し込む方法で“と先生に言われています。




今回強制給餌を行ったのですが、やっぱりとてもつらい作業でした。




だから点滴がどんなに大変でも、やっぱりねこさんらしく走って逃げていく姿はなんだか嬉しい。





そんな風に元気になる前…

一時、自分で寝返りを打てなくなっていたポにゃちゃん。

低温やけどをさせないため、ねこさん用ホカペの上に、マットを一枚増やしておきました。

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そしたら暖かさがなくなってしまったのか、夜中になるとポにゃちゃんがお布団の中に入ってくるようになりました。

どうやら腕枕で暖をとっているようです。

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思わぬ棚ぼた。



ポにゃちゃんの現在の様子を、教えてくれているポあねに

「ブログを読んでくださっている皆さんが、心配してくれているから、ポにゃちゃんに教えてあげて。元気になるかもだから」

とメールをしたところ、すでにポあねは“皆さんが応援してくれているよ“とポにゃちゃんに伝えてくれているようでした。

そして「みなさん優しくてありがたいよね」と。



今ポあねは、ポにゃちゃんと二人で暮らしているのですがブクマを読んで、支えてもらっているようです。


皆様、ありがとうございます。