マメチュー先生の調剤薬局

マメチュー先生の調剤薬局

ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

2022年 壬寅

大晦日って、やっぱり夜更かししてしまいますよね。

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なので寝坊して遅刻したことはない人間ですが、元旦の日はいつも昼ごろまで寝ています。




ぐーすか寝ているので「あけましておめでとう」
と言いながら、家族みんなで朝食を食べた記憶もほぼありません。



お正月の朝食。

正月料理といえば、おせちですね。



わたくしが寝ている隙に朝食で、皆が尾頭付の鯛とかを食べているのは知っています。

でも幸いそんなお魚やお雑煮・おせち料理などには興味がないので、気にせず眠りたいだけ寝ています。





お正月はお昼頃に、ようやくのそのそと起きだします。

一応昼食をとりその後、隣に住む伯母宅でトランプやら花札やらカードゲームをやります。



ゲームの勝者には“素敵食べ物“のご褒美。


あらかじめ伊勢丹の食品フロアで購入した、やけに高額な食べ物を勝者の順に選びます。




景品は確か10粒で四千円のマロングラッセとか、一つ千円ほどのプリンとかだったかな?



罰ゲームは嫌なので、敗者には“素敵食べ物“ではなく、十円ほどの駄菓子を与えます。



普段なら十分美味しいお菓子ですが、やっぱり年一で食べるなら“素敵食べ物“の方がいいですからね。




そしてお正月といえば、おせちの他に初詣などがあります。



家族らは朝一、または夜中、初詣に行っているようです。




日本人が好きな初詣。




なぜ好きなのでしょう。
不思議…




お正月の時期といえば、極寒地獄。

そして神社には詣でるためにつどった、人間地獄。


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しんど…




人間祭の中、極寒祭りの中、耐えに耐えた先に待つのは、美味しいご馳走でも楽しいアトラクションでもありません。




お金を払うため…
お賽銭を賽銭箱に投げ入れるために、皆行列に並んで、長時間待ち続ける。



つら…




こんな不届き極まりない考えだから、神様はこちらを見てくれないのでしょうね。





でもね神様。




神社に行くのは好きなのです。
ささやかながら、お賽銭も入れさせて頂きます。



混雑した場所で寒さに凍えながら、じっとしているのが嫌なのです。

それに耐えられるみなさんは、優れた修行僧のように見えとても感心します。



苦行に耐える事が出来るみなさん。
気づいていないかもしれませんが、いずれ悟りを開くのではないかと思われます。

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さて、こちらはお正月のポ村のみなさん。

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こちらはイチイさんの、調剤薬局のスタッフの皆さんです。

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「イチイさん、真ん中は神様が通る道ですよ」



「じゃあ、あってんじゃん。真ん中で」



オウギさん、小声で呟きます。



「…さっさと下がれ。疫病神」



「なんか言ったか?」



「いいえ」



「お前もさ、真ん中通っていいんだろ?」



「え!?」



「何だっけ?貧乏神だっけ?」




「うるさいですよ。なら給料あげて下さい」



「もっと上の奴にいってくれ」



「神様のくせに、何も出来ないじゃないですか」


「神になんでも頼るんじゃない。日々、神とやらに感謝の気持ちを持つことが大事なんだそうだぞ」



「それマジで自分に、言い聞かせて下さい。ってか神様、お願いします。言い聞かせて下さい」


2022年も、いつも通りの毎日になりそうです。





みなさま、明けましておめでとうございます。

今年は良い年でありますように。