マメチュー先生の調剤薬局

マメチュー先生の調剤薬局

ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

ねこさん一大義務

内科医・くまじろ先生と、薬剤師・マメチュー先生はポ村のお隣に存在する町、ねこ森町に向かっていました。



ねこ森町のねこさんに年末年始、元気に過ごしてもらいたい。



お二人は訪問診療を行うため、ねこさんたちの様子を伺い行くことにしたのです。


「にゃちにゃち」


ついでにセラピーキャットの研修生、にゃこさんも一緒にくっついてきています。


f:id:maricats:20211225155658p:plain

「ねこ森町には、にゃこさんのお友達がいっぱいいらっしゃるんですよね?」



「にゃ!みんなお友だちにゃ。大好きにゃ」





マメチュー先生が行っている訪問薬剤師。


薬剤師も医療関係者として、訪問診療に参加することがあります。



在宅で療養をしている患者さんのために、マメチュー先生は介護保険の居宅療養指導を行います。



「まめはお薬をお届けするのにゃ?」



「そうですよ」



そして患者さんの服薬状況を確認し、服薬指導を行い、質問にも丁寧にわかりやすく答えていきます。



複数のお薬を飲んでいるお年寄りのねこさんには、飲み合わせに問題はないか、飲み忘れ・飲み間違いはないか等のチェックも行う。



必要に応じて、服用方法の変更もします。



ねこさんだって、お薬を正しく服用することは大事なことなのです。

f:id:maricats:20211227001106p:plain

だってねこさんには、下僕を自由に扱っていい権利を持っている代わりに、遂行しなければならない任務があります。



とっても大事な任務というか、義務。



“健康で楽しく、長生きする“



これはねこさんに与えられた、大切な義務なのです。



医療機関がお休みに入る年末年始、正しくお薬を飲んで良い年を迎えましょう。