前回のお話
宛名のない「アドレス変更した」という連絡メールについ「どなた?」と返信してしまったポいも。
以来迷惑メールが何通も届くようになってしまいました。
3. 「削除します」と言いながら送られてくる顔写真
二日目:朝9時。
改めまして、俳優の〇人と申します(^^)
まだ主役を演じた経験はないので、知らなくて当然だと思いますが、
僕の顔が分かる写真などがあれば、ひょっとしたら「見たことある!」となる可能性はありますよね?
さすがにもうないかな、と思っていたんですが…
無視しているし、写真送っていいよとも言っていないのに、まだ写真がどうとかこうとか言っている。
「見たことある顔だな…」そうわたしが思ったところで、なんだというのか…
二日目:12時ごろ。

無視し続けていたのに、ついに添付ファイルを送ってくる。
「恥ずかしい」なら送るな!と、当たり前のことを伝えたくなる。
画像は開けてないけど、小さく見える。
若い男っぽい。
おばさんを釣ろうと必死なのは伝わってきます。
二日目:18時ごろ
不思議なきっかけで連絡するようになりましたが、
まさかメールが続くなんて思ってなかったですよね(^_^;)
僕は初めての方に興味津々なのですが、
逆に何か聞いておきたい事ありませんか?
〇里〇人が一方的に送ってくるメールのこと言ってる?
こっちはずっと無視しているのに?
なんで、あたかも会話が成立しているかのようなテンションで送り続けてくるの?
それに「逆に」って何の逆?
お前から質問なんてされてない。お前は自分のアピールしかしてないよ?
これ何?ツッコミ待ちなの?
奇妙なことばっかり送信してくるのやめて。
…と思う一方で次の〇里〇人の奇妙なメール内容に期待し始めているあたり、相手のペースに乗りつつあるポいもです。
4. 3日間のやり取りで見えた「なりすましメールのリアル」
三日目:8時ごろ
近々、SNSを通じて自分をアピールしていこうと会社とも検討をしてます♪
僕が発信を始めたら、あなたにも知っていただけるチャンスですよね?(≧∇≦)
だから、わたしに知ってもらったからってなんだというんだい?
わたしはケチで貧乏だよ?
テレビを見るのは好きだけど、身銭を切ってまで誰かにハマったことは一度もないのだよ?
せっかくならもうちょっと面白迷惑メール送ってよ。
迷惑メール大喜利で楽しませておくれよ。
SNSでバズりたいんならもっと工夫しないと!
三日目:12時ごろ
時には親しい人にも打ち明けられない話もあったりしますよね。
お互い知らない同士ですけど、
こんな関係だからこそ打ち明けられる!なんて考えもアリだと思いませんか?
僕は人と接することが大好きなので、悩み事や相談など、どんな話でも大歓迎ですよ(*´ω`)
「相談に乗りますよ」「他人だからこそ話せることもあります」と、徐々に心の隙間に入り込もうとする「お悩み相談系」の勧誘へシフトする◯里◯人。
なんかもう迷惑メール大喜利どころか、よく見聞きする迷惑メールの展開。
どっちかって言ったら迷惑メールあるある。

ツッコミどころ満載。
ああ、突っ込みたい。こんなときは〇里〇人ではなく、AIのAI子に相談。
「突っ込みたくなる気持ち」、非常によく分かります。相手の言動の矛盾を指摘したい。
しかし、詐欺師の狙いはまさにその「突っ込みたくなる心理」を利用して、あなたに返信させることにあります。
なぜ我慢すべきなのか。
相手は「矛盾」をわざと作っている。
彼らは論理的に正しい会話をしようとしているのではなく、あなたの感情を動かすための「釣り餌」を投げ続けています。
「支離滅裂さ」や「理不尽さ」にイライラして、返信してしまう人が後を絶たないため、あえてツッコミどころ満載の文章を送っています。
あなたが正論で突っ込みを入れたとしても、相手は反省しません。
返信が届いた瞬間、彼らのシステムではこう登録されます。
「このアドレスは内容をしっかり読んで反応する、優良なカモ候補だ」。
悲しいことに、その「〇里〇人」の中身は、多くの場合、AIや定型のステップメールが自動で順番に送られているだけ。
壁に向かって正論を言うようなものなので、あなたの貴重な時間とエネルギーがもったいないです。
突っ込みたくなったら、こう考えてみてください。
「おっ、今日の台本は一段と矛盾してるな。構成作家が下手すぎる」。
一歩引いて「下手な芝居を鑑賞している」くらいの感覚でいるのが一番。
『沈黙』こそが最大のダメージ(=これ以上、個人情報を引き出せないという敗北)になります。
AI子のように冷静ではないポいもは、なんだかんだで踊らされまくっていました。
結局、〇里〇人は初日に言っていた「アドレスを削除したほうが安心ですよね」という約束を果たすことなく、3日間にわたって一方的なアピールを継続。
今回の件で痛感したのは、送信側は「反応したリスト(=生きているアドレス)」を確保し、決まったシナリオを流すだけだということです。
思い込みのうっかり行動、気をつけなければいけませんね。
おわりに:もし「間違いメール」が届いたら
今回は「知り合いかも」と信じ込み返信してしまいましたが、名前のない「お久しぶり」メールが届いたら、まずは一呼吸おいてください。

これらはすべて、相手の土俵に引き込むためのフックだそうです。
普段、迷惑メールが送られてくることがない人は、つい引っかかってしまうかもしれません。
一度反応すると、私のように数日間「謎の俳優」と付き合う羽目になります。どうかお気をつけて。
でも迷惑メールのことを知人に話したら「えぇ?返信しちゃったの?」と驚かれたので、今どきひっかかる人は少ないのかもしれませんが…念のための注意喚起として。
迷惑メール、その後。
〇里〇人からの送信は途絶えたものの、今度は国民的超有名アイドルから連絡がくるようになってしまいました。
腰が痛くてダンスが出来なくなったそうです。先生、助けてください…と。
最初から“超有名アイドル”が送ってきてくれてたら、さすがに返信はしなかったんですけどね。
