■地獄の待ち時間、足元を攻撃されている■
「やめて下さい。ホントに」
そう心の中で叫びながら、私は携帯ショップの受付で番号札を握りしめていました。
まるで誰かが足元で、小さな刃物を振り回しているかのような、チクチクとした痛み。

私の足元を執拗に攻撃しているのは、他でもない「レインブーツの固い履き口」です。
おしゃれのため高すぎるヒールを履き続けた結果、頭を激突させたり、結婚式で大失態を犯したりしてきた私、ポいも。

今回は、そんな失敗を繰り返さないための「雨の日の最終兵器」である長靴との、ある悲しい戦いの記録です。
その1:短すぎる靴下の罪と、30分の地獄時間
その日は朝から強い雨。
レインブーツを履いて出かけたのは正解でしたが、私は痛恨のミスを犯しました。靴下が短すぎたのです。
いつもは固い履き口が直接肌に当たらないよう、長めの靴下を履いているのですが、なぜかこの日はうっかり。外出して数分後、すぐに足首に靴擦れの痛みを感じました。
しかし目的地は、家から雨の中を30分以上歩かなければならない携帯ショップ。
歩くたびに摩擦されているのか、硬い履き口が足首をえぐってくるような感覚。
じくじくと続く嫌な痛み…
「もう勘弁して」と祈るほど痛いのに、用事を済ませるために無心で歩き続けました。
携帯ショップでの待ち時間も、痛みは引くどころか増すばかり。
座っていても、長靴の履き口が足に纏わりついてくるようで、気になって仕方がありません。
帰宅後。
あまりに痛くて腹が立ち、イライラしながら長靴を思わず踏みつける。
因果応報。
その八つ当たり行為が、最悪の形で報復されることになります。

その2:長靴への八つ当たりと、予期せぬ小さなひび
そして数日後の雨の日。
長靴への不満が溜まっていた私は、「二度とやられるか!」と、しっかり長めの靴下を装着して外に出ました。
長靴:「やられたらやり返す!」
ところが、長靴は私の蛮行を忘れていなかったようです。
わたくしが踏み付けたことが原因なのでしょう。長靴の底に、見た目では気付かないくらいの小さなひび(割れ)が入ってしまっていたようなのです。
その3:足元ビチョビチョ!長靴からの最悪の仕返し
雨の中を歩いていると、長靴の中が何だか冷たい…。
「まさか…」
不安に思いながら歩き続けると、次第に長靴の中が水で満たされ、歩くたびに「チャプチャプ」と音がし始めました。
そう、小さなひびから雨水が侵入し、私の足はビチョビチョの水浸しになってしまったのです。
自業自得。
やられたらやり返した結果、長靴との関係は完全にギスギス。
痛みだけでなく、「足が冷たい」という新たな地獄を生み出して終わりました。
この一件で、ポいもはこう誓う。
「物には優しく。特に雨の日の相棒には。そして何よりも、靴下をしっかりと履くべし」と…。
