マメチュー先生の調剤薬局

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ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

ドレスにスニーカー!?靴が合わない私が結婚式でやらかした話

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■シンデレラも逃げ出す、靴の悲劇■

結婚式に呼ばれた日、私の足元は人生最大のトラブルを迎えました。

小さすぎる足、合わないパンプス、そして老執事風の店員さんとの奮闘。
最後にはドレス姿でスニーカーを履くことになるなんて…
靴選びに悩むすべての人に届けたい、ちょっと笑えてちょっと泣ける実録です。

その1:横断歩道で靴が脱げる

青信号のうちに渡ろうと走り出した瞬間、私の靴がポーンと飛んでいきました。

まるで自由を求めて旅立つように、ローヒールのパンプスが足元から軽やかに飛び去っていったのです。

もしこれが少女漫画なら、イケメンが現れて「お嬢さん、落としましたよ」と拾ってくれたりするのでしょう。

でも現実は、中敷きが何枚も飛び散ったぶかぶかパンプスがぽつんと落ちている。拾われたら逆に恥ずかしいので、放っておいてくれて全然よかったんですけれど。
ええ、もう全然…。

その2:悩める小足と、老執事風の店員さん

私の足は、親指が一番長い“エジプト型”。

横幅が広いのに、踵からつま先までの長さは短い、というちんちくりんなサイズ感。

お店でサイズが合わなくて困っていると、相談に乗ってくれる店員さん。
しかし大抵その店員さんを困らせてしまいます。

「お客様は、お足が大変お小さくていらっしゃいますね…」
店員さん、困って思わずそんなことを言っちゃう。


でも、サイズが合わない靴は痛くて履けないし。だから普段は「災害時にも歩きやすい」を言い訳に、履きやすいスニーカーばかりになってしまうのです。

しかし、ある日、親戚の結婚式に呼ばれてしまいました。

「やばい…履いていく靴がない…!」


観念した私は、仕方なくデパートの婦人靴売り場へ。そこで応対してくれたのは、物腰の柔らかいベテランの老執事風店員さんでした。

ヒールが7~8㎝くらいある22.5センチのパンプスを選びましたが、やはり私の足には、明らかにブカブカ。

「わたくしにお任せください」

執事はそう言うと、持てる技術のすべてを尽くし、中敷きを調節し始めたのです。

何度も店内を歩かされ、私の足元を観察しながら、微調整を繰り返します。中敷きを半分に切ったり、重ねたり。

ポいも:「最初より、かなりいい感じに…」
執事:「いえ、まだかかとに隙間が」
仕事を完璧に遂行したいうちの執事。


内心”もう大丈夫だから、もう買うから帰らせて〜”と思いつつも、職人技で完璧をめざす執事の熱意に押され、満足いくまで付き合いました。
※ついでに一緒に来ていたポあねと伯母も付き合わされていました。

「完璧です。これで式の間も安心してお過ごしいただけます」

疲れた…。
でもこれでようやく自分の足に合う靴を、無事購入できたのでした!

その3:絶体絶命!立っていることすら許されない激痛

一応最終確認として家に帰ってから、改めて履き慣らそうと家の中を歩いてみたとき、うすうす気付いてしまったのです。

「あれ、この靴…やっぱり、痛いかも…?」

しかし、「もう買っちゃったし、一日くらい大丈夫!多少痛くても耐えられる」と、その不安を打ち消しました。この判断が甘かった…。


結婚式当日。

披露宴が始まってしばらくすると、足に地獄のような激痛が走りました。

ポいも:「痛あぁぁぁぁっ!無理ぃぃーー!」
ポあね:「どうしたの?ポいもちゃん」
ポいも:「どうしよう…足が痛すぎて歩けないっ」
母:「今更どうにもならないでしょ。我慢しなさい!」

分かります。母の言う通りなんですけど…
これが痛すぎて立つどころか、座っている間もヒリヒリと痛み続けるのです。

式のあとに親族と一緒に撮る記念写真の撮影中…
痛すぎて立っていることも出来ない状態に。
「早く撮影終わってー」
必死に我慢していたんですけどね、痛みで一分一秒も耐えられなくなっちゃったんですよね。

そしてついに、私は観念しました。

その4:ドレスとスニーカー。初対面の花婿さんの心配

「ごめんなさい…」

誰にもバレないようにそっと、パンプスを脱ぎ、鞄に忍ばせていたスニーカーに履き替えました。



「おしゃれは我慢」を諦め、「歩きやすさ」を優先した私の末路は、非常に恥ずかしい失態となってしまったのです。

その姿に気づいた初対面の花婿さんに、心配そうに声をかけられてしまいました。

「大丈夫ですか?体調が優れないなら、無理しないでくださいね…」

花婿さんに気遣ってもらっちゃって、みっともないったら…

申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら、「プロに見立ててもらってもダメだった」という事実に打ちひしがれました。

以来、あのパンプスを見かけることは二度とありませんでした。

さようなら。一回履いただけで、ドブに捨ててしまいました。
頑張って調整してくれた老執事風の店員さん、ごめんなさい。

ポいもは、この失敗を教訓に、「TPOをわきまえるためには、まず自分の足に合った靴を探すこと」を強く心に誓ったのでした。

この記事を書いた人:ポ姉妹**

・ポあね(薬剤師):漢方専門薬局勤務。産業カウンセラー、漢方茶マイスター等、心と体の資格を多数保有。
・ポいも(語り手):専門知識を物語でわかりやすく届ける妹。

漢方・アロマ・心理学の視点から「明日、生活が整うヒント」をストーリー形式で発信中。

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