マメチュー先生の調剤薬局

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ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

子どもの頃のお話 その3

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前回のお話

動物が苦手な母親がいたため、犬猫さんたちを飼うことが出来なかった子ども時代。犬猫さんたちの代わりに、ぬいぐるみを買ってもらっていたのですが、それでも感じる心の隙間。

 

ぬいぐるみでは埋められない心の隙間を埋めるように、ポいもは大きな動物の絵を描くようになりました。

ポいもが通っていた幼稚園では”絵画”を教えてくれたので、それ以来、夢中になって絵を描くようになったのです。

 

そしたら賞を貰いました。

どんな賞だったのか当時、理解していませんでしたが大した賞では無かったと思います。多分ですが、参加賞的なやつ。

 

幼い頃から12~3歳位迄は、こうして動物の絵を描いて楽しんでました。

 

プラバン(プラスチック板)に絵を描くのも好きでしたね。プラバンをよくトースターで焼いていたなぁ。

 

(世間の人はそれをアクセサリーや、キーホルダーとかにするらしいです)

 

母が買ってきてくれた砂絵セットで、砂絵を描くことにもはまっていました。

 

ポあねが持っていた60色のクレヨンも、見ているだけでわくわく。

 

思い返せば子どもの頃は、絵を描くのが純粋に好きだったんだなぁ。その後、世間を知ると何故かどんどん描く事が苦痛になってきて…

 

再び絵を描くようになったのは、このブログきっかけでした。十数年ぶりだったでしょうか。

 

賞を貰った幼い頃。実は嬉しくもなんともなくて。

 

「両親が喜んでるなぁ」

なんて思ってたくらい。

 

幼い頃は人に認めて貰いたくて描いていたわけではなく、描くこと自体が楽しかったから。

 

でも絵を描くのが楽しくなくなったのは、人に認めてもらいたくなったから。なのに誰も全く認めてくれないから。

 

成長すると、上手に絵を描く才能がないことに嫌でも気付いてしまうものなのです。好きなら下手でも良いのにね。

 

最初で最後の賞だったんだから、喜んでおけば良かった。

 

 

動物の絵を描いて満足していたポいもは成長し、15歳になりました。

 

そしてついに!

初めてのふわふわのお友だちが我が家にやって来ました!

実は最初はねこさんにちょっと戸惑っていたのですが、それでもやっぱり心の隙間を埋めてくれる、あったかくて可愛いお友だち。

 

昆虫たちには申し訳ないですけれど、やっぱり虫よりもふわふわしたねこさんにはすごく癒されます。

 

15歳の頃は”お友だち”というよりは弟という感じですかね。ポ家に家族が増えたんだな、なんて嬉しく思っていました。

 

でも二十歳を超えるとお友だちでも弟でもなく、自然と母と子みたいな感じになっていきましたね。

必要以上に赤ちゃん言葉で接したくなる。

 

十五歳で姉弟。二十歳で母子なら、今はもう祖母と孫みたいな感じになるのですかね。

 

ブログを始めてみなさんのブログを拝見するようになってから思ったこと。今さらですが、みなさまに比べたらポいもはそんなに動物が好きな方ではないのかもしれない。

 

みなさんの動物愛がすごすぎて…

 

自らの命も、全財産も賭けるくらいのみなさまの愛。本当に好きっていうのは、こういうことなんだなって。

 

「好き」なんて簡単に口にしてはいけないかも。そんな風に思う今日この頃です。