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「うう、胃がいてぇ」
ポ村で農家を営むケイヒさん。
不安症なところがあるからか、彼は胃を痛めてしまうことが多いようです。なのですが、ケイヒさんは薬を飲むのが大の苦手。
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「最近、飯もあんま食ってないなぁ。このままだと冷蔵庫のもやし、腐っちゃうだろうなぁ。だからって捨てるのは、いやだなぁ。仕方ない、炒めてたべるか」
・・・。
「いや、違う。痛くない、痛くない。気のせい気のせい。もやし捨てるなんて作った人に悪いし」
(もやしは購入品)
”薬飲むかなぁ”
「ああ、あの胃薬。飲むといつも喉に違和感を感じるから、飲みたくないんだよなー。やだなー。なんで違和感を感じるんだろう。一緒に飲む時の水の量とか関係してんのかな?」
こんな風に薬で困った時は…
そうです、あの先生に相談しましょう。
「マメチュー先生、薬はどれ位の量の水で飲めば良いですか?」
マメチュー先生は、薬が苦手なケイヒさんが困っている時には、こうして訪問してくれることがあります。
”喉に薬が貼り付く”それだけで薬を飲むのがイヤになるケイヒさん。
「それはお水の量が少ないから起きる事です。薬が食道に貼り付くと、炎症を起こす事もあるんですよ」
「いい?炎症!?やっぱ薬飲むの嫌なんですけど…じゃあ、薬飲むの忘れてて水が無い時は、無理矢理飲んじゃいけないって事ですか?」
「水無しで飲むと薬の効き目が遅くなったり、低下する事があります」
「それって、なんでなんですか?」
「薬が分解されにくくなるんです。水と一緒に飲むことで胃の中で分解され吸収されるんです」
「そうなんだ~」
「なので薬を服用する際はコップ一杯位(200㏄程)の量のお水は摂取して下さいね」
「はい。了解です!いつもわざわざありがとうございます」
「おなか、お大事にしてくださいね」
「はい」
話を聞いてもらったおかげで安心し、少しおなかが減ってきたケイヒさん。
「痛みで長く苦しむよりは、こうして薬を服用する方がやっぱり楽だなぁ
頭でも身体でも、一応は分かっているケイヒさん。
次は悩まず、ササっと薬を飲めるようになるといいですね。