お久しぶりです。ポあねです。
20歳のおじいちゃん猫、ポにゃを見守り、温かい声をかけてくださっていた方々へ。
ご報告があります。
今年、お正月休み明けの私の仕事初めの日、ポにゃが20歳10ヶ月の天寿を全うし、旅立ちました。
ここでご報告するのに文章を書く手が進まず、こんなに時間が経ってしまいました。
ポにゃは昨年の12月に入ってから、歩けなくなりおむつをつけるようになっていました。
不自由な足で、何度も転びながらも最後まで歩こうとしていました。
そんな状態だったのに、12月になってからは毎日夜中に私の布団に入って来て、一緒に寝てくれていました。
身体は痩せていっていましたが、12月中はウエットのごはんをとても良く食べるようになり、立っていることはできないので、抱っこして体を少し起こしながら、手で一口大に丸めて口元に持っていってやるとパクパクと食べてくれるのがとても嬉しく、本当に幸せな時間でした。
お正月休みはそんな調子でずっと家にいて、ポにゃとのゆったりした時間を過ごしていました。
お正月休み明けの仕事初めの日。
ポにゃに「今日は7時半には帰れるから待っててね」と声をかけて出かけました。
お昼休みに職場の近くにある、猫のごはんの品揃えが豊富なペットショップでいくつかごはんを買い、終業後はすぐに帰宅して。
帰ってみると、ベッドから出て歩こうとしたのか、床の上で横たわっていました。呼吸がとてもゆっくりになっていてもうお別れが近いのだと悟りました。
声をかけてずっと撫でながら、お昼休みに買ったウエットフードのひとつを開けて、いつものように団子に丸めて口元に持っていってみると。
もうだいぶ意識も低下していたのだろうと思います。今までは手の上のごはんだけを上手に食べていてくれたのが、私の指も一緒にガブっと噛みました。
気のせいかも、たぶん気のせいですが、ポにゃはとっても申し訳なさそうな表情をして、それが最後のひと口になりました。
この深さだと明日はだいぶ腫れるだろうな、なんて考えながらズキズキする手でずっとポにゃを撫でていました。
帰宅してから3時間、とても呼吸がゆっくりになり、何度も何度も、止まってしまったのかと思い心臓に耳をあてると、まだ鼓動がある、、
とてもとてもゆっくりに、、何度も心臓の音を確かめて…
帰ってくるまで待っててくれて、穏やかに一緒に過ごさせてくれてありがとう、と声をかけながら。
そして、心臓の音も聞こえなくなったのを確認したとき、手のズキズキが治まっていました。
キズもほとんど残りませんでした。
しばらくは痛みとキズくらい残しておいてくれたら良かったのに。ポにゃのことをまだまだ感じていられたのに。そんな風に、変に悔しい思いをしたのを覚えています。
本当に最後までいい子だったね。
今は体も楽になってよかったね。
ありがとう、ポにゃ。
ねこ森町でみんなと仲良くね!
闘病中、ポにゃを見守ってくださり、温かいコメントをくださって本当にありがとうございました!
ポにゃ本人もありがたく感じていたと思います。
それではまたね。