「ねぇ、ポあね!
こんな高貴な方たちと、触れ合っちゃってもいいの?
ホントにいいの?」
大いにキョどるポいもさん。
「恥ずかしいからやめて。
ちゃんとして」
ポあねと買い物をしていた時に目に入った、ねこカフェのパンフレット。
パンフレットには、お可愛らしく身分が高そうなねこさまたちのフォトが…
“おおおぉ…”
眩しすぎてポあねと共に引き寄せられてしまい、初めてねこカフェとやらに行くことにしました。
“動物園の触れ合いコーナ”という記事で少しだけふれていたねこカフェです。
お店に入るとねこさまたちに会わせて貰える前に、一旦客の興奮を抑えるためか、注意書きを見せられます。
“アレルギーをお持ちの方は、ご注意ください”
「はいはい、注意しますよっと」
“注意…ねぇ?”
ベタベタし過ぎるなってこと?
でもアレルギー持ちだと分かっていて、ねこカフェに来る人ってちゃんと“注意”するのかな?
だって、だって…
ここはお触りOKのお店だと、聞いていますもの。
なら注意するのは無理だもの。
さて、注意するのは無理だと認識したところで、いざ入店です。
さっそくお可愛いらしい方が、入り口でお出迎えして下さいました。
「こっ、こんにちは」
「ありがとうございます」
荷物を預けスリッパを履いて、いよいよたくさんのねこさまたちが寛ぐスペースへ!
「あ、失礼します」
スペースに向かう階段の所でも、高貴なねこさまが出迎えて下さいます。
「は、はいっ。
そうさせて頂きます」
続きます