可愛いが取り柄のねこさん。
ねこさんたちの仕草や、おバカなことをする所も全部可愛い。
「何してんの〜」
ってお顔をつつきたくなってしまいます。
「ねこさんっておばかだよね〜」
そんなねこさんの行動を見るとつい、ポあねとヒソヒソ・クスクス陰口を言ってしまいます。
するとそんな姉妹を睨みつけて、ブツブツと文句を言っているものが…
しっぽをパンパンしながらポにゃちゃんが怒っています。
「面白いことなんて何もしていないにゃ」
そんな雰囲気を醸し出しています。
お怒りポにゃちゃんを見るたびに、いつも驚きます。
毎回、悪口に気づいてプンプンしている。
眉間にシワもよっています。
どうやらクスクスと笑われている雰囲気が、わかっているみたい。
冗談でもねこさんの悪口は決して、言ってはいけないらしい。
「ポにゃちゃんも冗談、通じてくれればいいのにさ」
そんなプンスカしているポにゃちゃんを、ポあねが抱っこし、優しく声をかけています。
ねこさんのお怒りが、鎮まっていくのがわかります。
ですがポあね、優しい声ですが性懲りも無く“ポにゃちゃん、いい子だね“に混ぜて“ポにゃちゃん、おばかさんだね“と声をかけています。
「そんなこと言ったら、ポにゃちゃんに怒られちゃうよ」
そう心配していましたが、当のポにゃちゃんは落ち着いてゴロゴロと甘えています。
どうやらこれはポあねの実験。
クスクスと笑われている雰囲気は敏感に察するねこさん。
でも優しい声でいい子いい子されると、その言葉がたとえ人間にとっては悪口にあたるものでも、よくは分からないみたいです。
とはいえどちらにしろ、人間に対してもねこさんに対しても悪口はよくないですよね。
正論すぎて、返す言葉もありません。
美しい考え方です。
だけどもなかなか難しい。
だから一応、ねこさんには言わないよう我慢します。
ごめんね。ポにゃちゃん。
笑い者にしちゃって。
だって面白いのだもの。
さて、プンスカねこさんのご機嫌を取るには、やはり美味しいごはん。
これは最近ポあねが見つけてきた、一番食いつきのいいごはんです。
ポにゃちゃん美味しいごはんを食べて、ご機嫌直しておくれな?