マメチュー先生の調剤薬局

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ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

ねこ森町のクリスマス 2021

12月24日、雪がしんしんと降り積もる、ねこ森町のクリスマスイブの夜。

www.mamechu.com
↑ねこ森町についてはこちら


ねこ森町のクリスマスのお歌。
とってもメリークリスマス【作詞作曲・楓屋 (id:kaedeya) さん】をみんなで歌っています。



そんな楽しいクリスマスの一方、ねこさんたちは暖かいおこたを奪いあっています。



ベスポジを狙うため、尻ずもうをしちゃってます。




「お外行こうにゃ。サンタさん見ようにゃ」




寒さに強め、長毛のトトくん・チーくん(トトとチーの父さん“id:cat-cat-48”さん宅にお住まいのねこさん)や、若くて元気なねこさんはお外で遊びたいようです。


一方短毛のねこさん、特に葉月くん(にゃにゃにゃ工務店“id:JuneNNN”さん宅にお住まいのねこさん)なんかは絶対におこたを譲りたくはありません。

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でも元気ねこさんは遊びたいし、ついでにサンタさんも見てみたい。




「おデブの赤いおじいにゃんを見たいんにゃ。あのお髭で遊びたいんにゃ」



寒がりのねこさんたちは、促されるように重い尻を上げて外に向かいます。



「さむいにゃわ」



「さむいにゃね」



雪の夜の中、外に集まったねこさんたち。



やっぱりどうしても寒いようです。




そのため、こそこそ目を盗んでおこたの中に再び忍び込もうとするねこさん。



そんなねこさんたちいる。



そしてそんなねこさん発見!




素早く気づいたねこさんに、こたつねこは素早く捕まってしまいます。




確かに寒がりのねこさんが長い間、寒空の下にいると冷えて霜焼けになってしまうこともある。


でもサンタさんをみんなで見たい。




「じゃあ、おしくらまんじゅうしようにゃ」



「にゃ?」


「まんじゅうにゃ」



ねこさんたちはもみの木の下で、身体を暖め合うためおしくらまんじゅう。




“押して押されて、まんじゅー、まんじゅー“




ふわふわポカポカのねこまんじゅう。

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“まんじゅー、まんじゅー”




「サンタさんのお帽子のポンポンで、遊びたいにゃ」



「楽しそうにゃね」



“まんじゅー”



「サンタさんの持っている、大きな袋の中にも入ってみたいにゃわあ」



「わかるにゃ」


“まんじゅー、まんじゅー”



ねこさんたちはまんじゅうになりながらお話をして、サンタさんをいい子で待っています。




シャンシャン



「にゃ?」



シャンシャンシャン♪



「鈴の音にゃ」



「赤いじじいきたにゃか?」



「どこにゃ」



シャンシャン、シャンシャン♪



鈴の音はお部屋の方から聞こえてきます。


「にゃ?」

「お部屋にいるみたいにゃ」



ねこさんたちは、急いでお部屋の方に向かいます。




「にゃま?プレゼントがあるにゃ」




お部屋の中を覗いてみると、サンタさんからのプレゼントがすでに届けられていました。

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「ちゅーるにゃ」


「ねこサラダにゃ」


「ねこじゃらしもあるにゃ」



サンタさんはいつの間に来ていたのでしょう。

ねこさんたちは不思議なようです。




実はどうやら、ねこさんたちの噂話がサンタさんに聞こえていたようで、目を盗んでこっそりと裏から入り込んだみたいです。



でも優しいサンタさんは寒空の下、ねこさんたちを待たせてヒンヤリ身体にさせないよう、鈴の音を鳴らして合図を送ってくれたのです。




残念ながら繁忙期のサンタさんは、ねこさんたちと遊ぶ時間はないのです。




サンタさんと遊びたかったねこさんたち。


ちょっと寂しそう。


でも仕方ありません。



今日はどんなに忙しくても、ねこさん優先で遊ばねばならぬいつもの下僕たちで、我慢してくださいな。