マメチュー先生の調剤薬局

マメチュー先生の調剤薬局

ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

ねこのワッペン

その日、ポあねに出会ってすぐに“それ“には気づいていたのですが、なんとなく聞かずにいました。



“それ“はポあねの服にちょこんとついています。

あれは…




しばらく聞けずにいた“それ“


だけど話しているうちにそこにばかり目がいき、どんどん気になっていきました。



なので意を決して聞いてみる。


「服についている“それ“って…」


「ああ、これ?みんなに聞かれるんだ。これはね」



ポあねは“それ“について、話し始めました。




日本にいくつか点在するという、ねこの聖地と呼ばれる場所。


ある日、ポあねは一人そこへ向かったのだそうです。



そしてねこの聖地で見つけた、可愛らしいねこグッズのお店に吸い込まれるように入店。

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「そこにはね、本物のねこさんもいてね」


「その店で飼ってるねこ?」


「ううん。お店で飼っているねこさんもいるらしいんだけど、その時いたのはお隣の酒屋さんのねこ」


「…さすが、ねこの聖地だね。みんなファミリーだね」


「うん、仲良しさん。それでこれはね、そのお店で買ったんだ」



「そうか、そうなんだ」



“それ“は可愛い、とても可愛らしいです。

でも見ていると“それ”ってなんだか…

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頭をよぎる思い

ポあねはこのワッペンを購入し、自分で洋服につけたのだそうです。


このワッペンをつけたねこ党の党員たち。

日本中…いや世界中にたくさん存在していそうです。