皮が好きな人がいるという。
ここでいう皮というのは、食べ物の外側の部分全般のことです。
皮…
肉まんの皮は個人的に好きじゃないという理由で、先に剥いて食べたりします。
果物の皮を好きな人とかは、健康的で羨ましいです。
他には八つ橋とかどら焼き等も、皮の方が好きという人は多いみたいです。
これは確かに美味しいので分かります。
カステラは表面と底にある茶色い部分が、特に美味しくて好き。
いっぱい食べたい。
人気があるからか、カステラの茶色い部分のみの商品もありましたよね。
確か…
あと、鶏皮は普通に好きです。
皮について、ポいもが注目するようになったきっかけがあります。
ポあねが皮が好きなのです。
何やらカリカリとリスのように、食べ物の外側を食べているポあね。
何で甘い麩菓子の外側を先にたべちゃうの?
白い部分だけ残っちゃうのに…
あの白くてフカフカの所。
あんま美味しくないのに…
そしてポいもが個人的に気になってしまい、先にむしりながら食べてしまうもの。
それはボンタンアメのオブラート。
自分で買ったことはありませんが、幼い頃は祖母がよく買ってきていたので、たまに口にしていました。
ボンタンアメを見るたびにオブラートが気になり、食べる前に少しむしってしまう。
オブラートとは、でんぷんから作られている薄い膜のことです。
ボンタンアメはもち米から作られているため粘度が高く、オブラートがないと食べる前からくっ付いてしまうのだそうです。
オブラートはボンタンアメの他に、飲みにくい粉薬等も包みます。
今は飲みやすい薬も増えてきているので、オブラートは使わないという方も多いとは思いますが、ポいもは子どもの頃よく使っていました。
苦い薬は大の苦手なのです。
“オブラートに包む”
この言葉は、間接的な柔らかい表現で伝える時に使用します。
薬の苦さを包み隠してくれるのと同様、直接的で鋭い言葉をオブラートが包み隠す。
幼い頃、オブラートに包んで飲んでもやっぱり粉薬は苦手だったポいも。
「苦くて飲めない」
それをオブラートに包んで言ってみると…
「“良薬口に苦し”
だからこの薬は、良く効く薬って事だよね」
ってとこ?
でもあんまし上手く、オブラートに包めている気がしない。
ポいもはぶきっちょさんなので、包むのも苦手らしい。
そもそも日本人は言葉の真意を考えてしまう人が多いから、いくらオブラートに包んだ言い方をしても、薬同様パンチは食らってしまう。
苦い経験に耐えるには、やっぱり慣れも必要そうようです。