マメチュー先生の調剤薬局

マメチュー先生の調剤薬局

ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

体幹を鍛えるきっかけ

セルフケアのために体幹を鍛えている方は、老若男女問わず多いでしょう。



ポ村でもセルフメディケーションを推奨している村長の影響で、体を動かしている住民は多いみたいです。




そんなポ村をUSAさんが颯爽と歩いています。



1年ほど履いているお気に入りの靴を履いて、何だかおすまし顔で歩いています。


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「やだ、なに…?」



USAさんのお気に入りの靴の底がパコンと、剥がれてしまいました…

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「ねぇねぇっ!まゆちゃん!
あたしまだこの靴、一年くらいしか履いてないのよ」


「それはお気の毒さま…」



「そういえばあたし、靴ってよく壊すのよね」


「ふうん。
アウトレットのお手頃価格の靴を買ったときは、壊れたこともあるけど…」



「もうっ。
靴が壊れた時って、なんでこんなに恥ずかしいの?

はとバスツアーで泊まった宿で、浴場と間違えて裸で外に出ちゃった時と同じくらい恥ずかしい。

そのとき同じはとバスツアーのお客さんのおっちゃんと目が合っちゃってさ…

ん~もうっ、それと同じくらい恥ずかしい!

次の日も一緒にツアー回らなきゃいけなくって、ホントも~さぁ。

ねぇ、まゆちゃんっ!」



「へぇへぇ。

でも靴壊した時も、USAったら気取って歩いてたんだろうなぁ」


「そうよっ。 
気取って歩いてたのよ。

だからこそ恥ずかしいのよぉっ!

なのに壊れた靴底が必要以上にパコンパコンと音を立てて、付いてくるんだもの」




USAさんは憎々しげに靴底を見つめています。


「なんかこの靴底。

踵の部分がやけに減ってる…」



「体、歪んでんじゃないの?」


「ひょっとしたら、それが靴が劣化しやすい原因なのかしら?」


「ちょっと体、鍛えてみたら?」



「うん。そうしてみる」


USAさん、体幹トレーニングをはじめる事にしました。

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「ねぇまゆちゃん。

あたし靴底の踵部分減らなくなってきた。

実感無いけど、トレーニングの効果出てるのかな?」



「そらよかった。
トレーニングする甲斐あったじゃん」

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USAさんの靴は、壊れる運命のようです。


単純に安物なのが原因かしら…?