です。

マメチュー先生の調剤薬局

ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

毒母?について語る

「何なのさ?あんたはまたっ」


まゆさん宅に押しかけてきたUSAさん。


母親と再び言い争いでもしたのか、何やら文句を言っています。


「何にゃ?何にゃ?」

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まず母はすぐキレます。


しかも激ギレです。


テレビショッピングでやっている、よく切れる包丁よりキレると言ってもいいと思います。



刃こぼれもしません。


キレッキレです。  


危険ですので、母親との距離感は注意しましょう!


他人の事をうらやましがると、決まって言うセリフがあります。


“よそはよそ、うちはうち”


その癖、自分の子どもと優秀なよその子どもを比べます。

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“何であんたは、よその子みたいに出来ないの?”


「そりゃあ、アンタの子どもだからだよ」


なんて思わず言い返すと、例によって切られますのでやめておきましょう。


因みに母親がよそと比べたがるのは子どもだけではなく、自分の旦那についても比べたがります。


どちらの旦那がより勝っているか…

母親同士でマウントを取り合うのが、通例のようです。



そして母というのは、子どもの不注意や失敗は決して許しません。


こちらの予想をはるかに越えてキレてきます。


特に食事中、食べ物や飲み物をこぼしてしまう事を嫌うようです。


もちろんわざとではないのに、舞台役者ばりの大声を出して怒鳴ってきます。 


ただし母自身の失敗にはとても甘いです。


“やっちゃった”


等と言いながらヘラヘラしています。

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そして二人兄弟を持つ母親は

“二人っきりの兄弟なんだから仲良くしなさい”

と口癖のようによく言います。


自分の兄弟仲が悪くても関係なく、いけしゃあしゃあとした顔で言い放ってきます。

以上




USAさんの話を理解出来ずに、にゃこさんはボンヤリと聞いています。


「それはあんたのお宅だけの話じゃないの?」


「まゆちゃんちのお母さんは、どれも言ったこと無いわけ?」


「うち?」


「だってまゆちゃんは、どう考えても可愛くないタイプの娘でしょ?」


「はっきり言うじゃん。
ぐうの音も出ないけど」


「テレビのドキュメンタリーとか見てるとさ、天使のようにいい子が出てくるじゃない?

よくお手伝いしてくれたり、下の子の面倒をみてくれたりする小さな子どもたちがさ…

あれ見てるとホント“あたしが文句言いなだけなの?”って思うのよね~。

でも母親に理不尽に怒られるとつい、イライラしちゃうっ」




「親と離れて暮らすようになって、気付いたんだけどさ。

あたし、親の事って全然知らないなあって。

学生時代、どんな子どもだったのか。

部活は何をしていたのか。

習い事はやっていたのか。

就職してからはどうだったのか。

仕事をしていて嫌なこと、楽しいことはあったのか。

どんな友だちがいるのか。

そして親になった時はどう思ったのか。

すぐイライラしてしまう位、もの凄く大変だったのか…

初めて親になって改めて感じた事って何なのか」



「確かにそんなに根掘り葉掘りは、聞いたこと無いかも。

運動神経良かった?
くらいは聞いたことあるけど、詳しくは知らない。

今更改めてそんな事聞きづらいし…」


「知ってるようで親族の事って、あんまり知らなかったりするじゃない?

自分の友だちに関しての方が、よく話をする分よっぽど詳しい。

そう思って以来、親戚の集まりとかで親が自分の身内にどう接しているのかとかを観察してたらさ。

似てるんだよね、自分に。

親族と馬が合わないため、あんまり心を開いていない所とか…

伯母さんとかと、なるべく接しないようにしている所とかも…」


「親と似ている…

あたしも親になったら、母親と同じ事を自分の子どもに言っちゃうようになるのかな?」


「それはあんた次第だね」


「分かった!

親になってから改めて文句言うことにする!

あたしは子どもに、理不尽にキレる親にはならなかったって改めて文句言う!」


「うん。

それはいいかもね。

子どもに理不尽に怒らないようにするって事でしょ?

いい心掛けじゃない?」



「でもまぁ結婚の予定なんて無いんだけどね」


「………。

とりあえず何か飲む?」



「うん。
ありがとう」