“ねこさんはお腹が減った、甘えっ子したい、一緒に遊ぼ~等と思った時には、疲れてぐっすり眠っている飼い主さんを意地でも起こそうと企む生き物です”
「えー、ホントかなぁ?」
パゴロウさんは今日も、いつかねこさんと仲良くなるため、猫の本を読んで勉強中。
パゴロウさんにとって猫は、甘えてくるというよりは、ツンとしているイメージがあるようです。
時折、町中で見かける猫も必ず距離をとっていて、こちらの動向を物影からジッと伺っています。
もちろん猫たちが自分に向かって、嬉しそうに近寄って来たことなどありません。
しかしそれはまだ、ねこさんが苦手なパゴロウさんにとっては、有難い事ではあります。
「あー、でも…」
まゆさんの所のねこさんなら、確かに甘えたな印象はあるかも…
だけど飼い主さんを起こそうと耳元でないたり、すり寄ったりしてくる姿は上手く想像出来ないなぁ。
こんな感じなのかな?
こうやってまゆさんを起こす行為は、ねこさんだから可愛らしくて許して貰える典型的な行動ですね。
人間がこんなことをしたら、まゆさんに大変な目に遭わされることでしょう。
不用意な行動には注意が必要ですね。