秋…
肌寒くなると実家で一緒に暮らしていたぽんちゃんが、よく背中に寄っ掛かってきていたな…なんて事を思いだします。
背中に感じるねこさんの温もり。
ねこさんに甘えて乗っかられるよりは、寄っ掛かられる方が好きです。
そのまま机で作業も出来るし、そんなに疲れないし、そこまで重くもない。
ぽんちゃんのはみ出たお肉が、ケツのあたりに当たっています。
柔らかくて温かい。
さてこちらは乗っかりも寄っかかりも、一切してくれないねこのポにゃちゃん。
お口に水滴が付いているので、おそらくお水を飲んだ直後位だと思います。
そしてポにゃちゃんは、何かを真剣に見つめているようです。
「なんにゃか出て来たにゃ!」
これはポにゃちゃんが、大好きなドラムスティックです。
上手い具合に物の下からヒョコヒョコ出すと、いつものドラムスティックが何か違う物に見えているみたいです。
「なんにゃ!お前はっ。捕まえたるにゃ!」
ポにゃちゃんの前でプイプイと動く、ドラムスティック。
「こうにゃ!こうしたるにゃ!」
目を剥き出しにして捕まえようとしています。
ハンター心がくすぐられているみたいです。
なのに…
いつの間にやらこの状態に…
さっきまで狙っていたのと同じドラムスティックなのに、撫で撫でするととたんに気持ち良さそう。
「いい子いい子してもらえてよかったね」
そうです。
うちのポにゃちゃんの脳みそは、このように出来ているのです。