マメチュー先生の調剤薬局

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ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

ぽんちゃんとポにゃちゃん その19

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猫さんが体調悪そうにしている…


そういう時は、本当の本当に具合が悪い時なんだそうです。


でも猫さんというものは、ちょっと体調が悪いくらいでは、我慢して隠したりします。



どうして隠すの?

アナタの命、誰も狙ってないよ?

弱っている隙をついて首とろうなんて奴いないよ?



おうちで一緒にいる時は、素直に具合が言って欲しいんだけどな。



いつもは赤ちゃんみたいに甘える癖に…

もうとっくに大人の猫さんなのにさ。

ワガママばっか言って、抱っこして貰って…

いつまでもそんなんしてたら、恥ずかしいよ?
ってくらい子供みたいなのに。



でもホントに具合が悪い時は、表情に出さず急にクールぶる?猫さん。



何でも無い振りしちゃって…

「ツラいにゃ-」
ってわめいている時の方が、似合っているのに。


態度に出してくれないと、それこそホントに毎日様子を観察して猫さんの違和感に、素早く気付いてあげないといけません。


特にポにゃちゃんは、じじいですし。





でもそういえばポいもさんも幼い頃、怪我をしても親にバレないよう、必死で隠していた時期がありました。


何となく“怒られるかも”みたいな事を、考えてしまっていたのだと思います。


とは言え猫さんには“ツラいアピール”して欲しい。



ところが人間が見せてくる“ツラいアピール”…

それは対処に困ります。



心配の強要ですか?


そうですよね?凄く分かります。

心配はして欲しいものです。

もちろんこちらも具合悪そうな人のことは、心配します。


だけど大人ならその程度、ガマンしようよ。
って思わず感じてしまう事もあるんですよね。



人間も動物も相手が感じている本当のツラさは口で言われても、態度に出されても分かってあげることは出来ない。

分かってあげる振りは頑張れば出来るかもですが、それが逆効果になることもあるから難しい…



ぽんちゃんも多分、体調が悪くなるまで我慢するタイプの猫さんだったと思います。
 
ちいちゃい頃は大げさな仔猫さんでしたが…


ほんのちょっと足を踏んでしまっただけで、5キロの鉄アレイでも落とされたかのような、叫び声をある。


最初の頃
「ちいちゃい猫さんは、あんなちょっと足が触れただけでも痛いんだ。
捻挫とかしちゃったのかな?」
と本気で心配して病院に行っちゃっていました。

そんで結局は、やっぱり何とも無かったです。


大げさな子なんだから……。

ちょうど中間の反応が欲しかったな。


猫さんだけじゃなくて人間もですけどね…