マメチュー先生の調剤薬局

マメチュー先生の調剤薬局

ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

ねこさんについてお勉強する

パゴロウさんが、マメチュー先生に頂いた大事なねこのぬいぐるみ“キティ子”さん。


「ん?どうしたの?キティ子さん。
抱っこ?甘えっ子だなぁ」


「あ!まゆさん!」

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“嬉しい!にゃこ良かったね!仲良くしてあげてね”

「はい!」

「にゃ!」


あれ?
何だろう…

目が、ねこの目が…
どんどん大きく…

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「わぁっ!!」


パゴロウさんは、冷や汗ビッショリになりながら、お布団から飛び起きました。

どうやら夢を見ていたようです。


「はぁッはぁッ」


ボク…


まだまだねこが怖いんだ…


でもねこのぬいぐるみ、キティ子さんは可愛い。


素直にそう思います。


(真面目に語る、やばめ男子パゴロウ)


マメチュー先生に言われて見るようになった、赤ちゃんねこも可愛い。

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“あれ?赤ちゃん、何してるの?こっちにおいで”


大丈夫!


ねこ全部が苦手な訳じゃ無い。

それが分かっただけでも収穫です。



パゴロウさん、珍しく考え方が前向き。


いつの間にやら、ねこさんセラピーの効果が発動され、心が安定しているのでしょうか。


日なたぼっこをしながら、パゴロウさんはいつものように薬のお勉強をします。

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ところが今日は、次第にねこさんについてのお勉強に夢中になっていました。


「ねこ…ねこのあの怖い目
それ以外のねこのイメージ…

やっぱり日なたぼっこをしている所かな。
寒いの苦手なみたいだし」


(雪やこんこの歌より)

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ねこについての本を読んでみると、やっぱりイメージ通り日なたぼっこは好きみたいです。


「キティ子さんも日なたぼっこする?」



ぬいぐるみを天日干し。


「ふうん。日なたぼっこをしていても、窓ガラス越しなら、熱中症の危険はそんなにないのか。

でも皮膚の弱い子は長時間、日に当たりっぱなしにならないように注意してあげなくちゃいけないんだな…」
 

それってぬいぐるみのねこと、扱い方あんまり変わりないかも。


ぬいぐるみも日に当てすぎると、変色してしまうものね。



ただその日光によって、ねこは寄生虫の繁殖を抑えられる。


ぬいぐるみもダニやカビの殺菌・殺虫をして貰える。  

※お布団を天日干ししたあとは、キチンと掃除機でダニの死骸を吸いましょう
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お日さまの力ってすごいなぁ。


そういえばこの間、初めてマメチュー先生のお知り合いの、ポあねさんにお会いした時にダニの話しをしたなぁ。
 

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学校薬剤師をしていたことがあるポあねさん。


「どんな事をするんですか?」

「保健室のベッドのダニ検査とかするんですよ」

「へぇ、ダニ…」


薬剤師が学校の衛生管理をするためにしっかりチェック!
 

「検査をしにいく事は通達されるので、事前にお布団を干しているんでしょうね。
基本数値が高かったりした事はないんですけど」

「なるほど」 


ボクのお布団はダニ、大丈夫かな?


ダニの有無に関わらず、お布団を干すのは好きです。


干したての暖かくて、ふっくらしたお布団で眠るのはとても気持がいいです。



でも実習で行った調剤薬局と病院以外の薬剤師の仕事はよく知らないので、色々聞けてお勉強になりました。



そろそろ干されているキティ子さんを回収。


「ボクもダニには注意しないとな」

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キティ子さん、ふわふわ。
あたたかくて良い匂い。


ダニのチェックも薬剤師のお仕事。


痒みが出るだけではなく、ダニアレルギーになってしまう危険性もありますからね。


ねこさんも日なたぼっこしたら…
やっぱりお日さまの匂いするのかな?


そう思ったらちょっと…

ちょっとだけ、ねこさんに興味が出て来たような気がしてきました。