マメチュー先生の調剤薬局

ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

ねこさんたちによるお葬式

ある日少し大きめの通りで、ねこさんを見かけました。


どうもねこさんは、車道を渡りたいらしい。



世の中のねこさんの様子を見ていると、車が危険なモノだとは分かっているみたいだけれど、車道の渡り方についてはとても危なっかしい。



前に駅のホームで電車を待っている時に、ねこさんがひょこひょこと線路上を歩いているのを見かけた時に至っては、心配過ぎて落ち着きませんでした。


“な、なにしてんの~!”


きっと電車も車同様、危ないと理解はしているでしょうが、線路にいること自体も危ないとは思っていないのでしょう。


人の気も知らず、ねこさんはあっちにフラフラ、こっちにフラフラ。


とは言え、こちらも線路に飛び降りるわけにはいきませんし…


周囲を見回してみたら、他の乗客の方たちも、とても心配そうにねこさんを見ていました。


朝のラッシュ時に…


そんな人間たちの心配をよそに、そのねこさんは電車が来る前にどこかへ去って行きましたけど。

全く危なっかしくていかん!



話を車道のねこさんに戻しますが、そのねこさんはしっかり、右見て左見て車が来なくなるのを待ってから、車道を渡って行きました。


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安心します。


あなたのその危機意識。



一方ポポ(鳩)たちは何やらのんびりと、道路の真ん中でせっせと小石をついばんでいる。
(消化を促すため)


親切なドライバーさんたちは、ポポを傷つけないよう、よけるようにノロノロ運転をしてくれている。


こっちもつい、無事を確認するまで見守ってしまいます。


飛べるくせに…
のんきなお前たちが心配でならないよ。

車が来ているのに、何をのそのそ歩いているんだね?!


そのくせ雨が降って来たときには、いっちょ前に走って民家の軒下で雨宿り。


車の時もそうやって走ってよけなさい。


車は危険なんですから!




人生で何度か見かけた、事故死していたねこさんの姿。


“息が…止まる…”


目が離せない…身体が動かせない…



その日一日、脳裏から離れない光景。



初めてその光景を見かけたのは、中学生の頃でした。


放課後、友人との帰宅途中。


ねこの集団を見かけました。



「ねぇ、見てあれ」

「ねこさんたちだ。何してるんだろうね」



数匹のねこさんたちが、何かを囲うようにして座っていました。


みな身動きせず、黙って何かを見ている。

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“ねこだ…”


見たことのあるとアメリカンショートヘアが、ねこさんたちに囲まれるようにして倒れていました。


すぐそこに住んでいる同級生のうちのねこさん。


嬉しそうに、ねこを…
“アメリカンショートヘアを飼うことにしたんだ“
と見せてくれたのを覚えています。


そのねこが…



衝撃で目を離せず、固まってしまう。


一緒にいた友人が同級生に伝えてくれました。


そして同級生のお兄さんが、亡くなっていたねこさんを静かに抱き上げていきました。


近所のねこさんたちに、ずっと見守られていたねこさん。


ねこさんたちも、お葬式をするのでしょうか。

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お友だちのねこさんの死を、悼んでいたのでしょうか…



見守ってくれていたねこさんたちも…
もちろん他のねこさんたちも…
是非、車には気を付けて欲しいですね。
ホントに。


車通りが多い所に住むねこさん、気を付けて暮らして下さいね。


ねこさんだけじゃ無く、ポポも人間も雀もカエルも…