麻薬・アルコール・タバコ等々、依存性のあるものはこの世にたくさんあります。
ポいもも、そんな依存症に悩まされている一人です。
猫さんの後頭部お触り症。
不用意に触ると猫さんに怒られるから、触っちゃダメだって思っていても無理なのです。
後頭部お触り依存になってしまっているので、止められません。
もうこの手、勝手に動いてしまいます。
そこだけ切り取ると、満員電車に現れる不届き者と同じです。
猫さんに正面から触ろうとすると“カーッ”って怒られてしまう可能性が高い…
ですが背後から後頭部を“スッ”と触ると、怒られる所か、撫でて貰ったと喜んでくれる可能性まで出て来ちゃうのです。
そんな猫さんにつけ込み、後頭部の匂いを嗅いだり、カリカリコリコリと頭を掻いてあげたりします。
猫さんの頭に触れるのはとても気持ちいい。
気持ち良いと言えば、草むらに寝転んでゴロゴロとする。
何となく憧れちゃいます。
草の匂い・土の匂いを感じる。
風がフワッと通り抜けていく。
…でも案外、草はチクチクするだろうなぁ。
土もつくだろうし、おそらく虫もいる。
寝転んだら草むらより、もっと気持ち良さそうな所は…?
一つ、思いついている場所があります。
ノミサイズにならないとその場所には行け無いのですが、確実に気持ちの良い場所。
多分そこは、世界一ふわっふわ。
ここで眠ったら絶対気持ちいい!
その場所はと言うと…
そう、ここ!
猫さんのお耳の後ろ。
もう寝心地王様のベッドですよ、ここは。
あの耳の後ろのモサッとした毛。
もっとしっかり触りたい!
なのにっ…
何故あんなにもちょっとしか無いのか…
発作のようにあの“耳後ろ毛”をつまんだり、さすったりします。
ホント世界一、ちょうど触りたいと思わせる部分です。
サスサス出来る部分がちょっとしか無いから、より触りたい症候群が発病してしまうのでしょうねぇ。
困ります。
猫さんもポいもも…