週の半ば、水曜日。
「仕事疲れたな。休みまであと二日もあるな」
なんて思いながらの帰宅。
「ご主人サマ、お帰りにゃさいませ」
あれ?ぽんちゃん、お出迎え?
猫のおじさんのお帰りなさい。
嬉しー
足元に纏わり付いて、抱っこを迫られて。
嬉しいんだけど…
贅沢を言えばカバンを置いて、トイレに行って、着替えをしてからにして貰ってもいい?
そしたらホントに疲れとれるし、癒されもするんだけどな。
猫さんの暑苦しいお出迎えは全然嬉しいんだけど、そのタイプのお出迎えの場合は、こちらもちょっとだけ相手する準備をしたい。
それに
「会いたかったにゃ」
というよりは
「構って、そしてご飯を下たいにゃ」
って言われているだけって感じもしますけどね。
一方ポにゃちゃんは、ポあねにしか「お帰りにゃさい」しません。
分かってます、いつもの事です。
ポにゃちゃんの時は邪魔される事無く、スーッと自室へ帰れます。
でもポにゃちゃん。
“構って・ご飯”
が欲しいだけなら、ポいもに言ってもよくない?
だって部屋にいるんだから。
さっきからずっと。
ポいもの方が先に帰宅していること、多いんだから。
君は外から帰ってきたポあねに、早く自分の匂いをつけたいんかい?
ポあねはいつも帰って早々、猫のおじさんに匂いをつけられています。
「おねにゃんお帰りにゃー、抱っこにゃー
にゃー、にゃー、にゃー!」
やっぱりさ。
“お帰り祭り”は着替えが終わってからにしてあげて。