マメチュー先生の調剤薬局

ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

湿気と粉薬

マメチュー先生に薬の質問をしたかったケイヒさんは、雨宿りついでに、家に寄っていってもらうことにしました。

 

f:id:maricats:20200505113313j:image
f:id:maricats:20200505113323j:image

「粉薬と湿気についてのご質問ですね」


顆粒・粉薬は梅雨の季節、湿気の影響を特に受けやすいです。

 

粉薬は調味料と一緒で固まってしまう事があります。

変色することもあるので、粉薬は乾燥剤を入れた缶に密閉して保存方法しましょう。

 

光・湿気・高温の環境に置いておくと、変質し十分な効果を期待出来ず、さらには有害な影響を与える可能性もあります。


f:id:maricats:20200505113320j:image

その為、夏場は薬を車の中に置きっぱなしにしないように注意してくださいね。


f:id:maricats:20200505113329j:image

紫外線によって多くの薬は分解されてしまうのです。

 

冷蔵庫で保管する指示のあったお薬でも、0℃以下の凍結には十分気を付けるようにして下さい。


f:id:maricats:20200505113326j:image

薬が変化し、室温に戻しても元には戻らない場合があります。


f:id:maricats:20200505113318j:image

食べ物をカビさせて家にない。

薬も変質させて家にはない。

 

そう思った途端、繊細なケイヒさん、胃が痛くなってしまいました。

 


f:id:maricats:20200505113309j:image

「大丈夫ですか?くまじろ先生にみてもらいましょうか?」

 

「いや…平気です…少し休みめば…」

 

「ではこれを」

 

「?」

 

「そら豆のスープです。
たまたま水筒に入れて持っていたものなんですけど。
胃に優しいスープなので、落ち着いたら温め直して召し上がって下さい」

 

「うう…マメチュー先生いつもすいません」

 

ああ…
でも今は腹の皮が裂けそうだ。

だが、俺はちゃんと手術の上手い医者に腹を縫って貰うんだ。

黒いスジの手術あとなんて残さないんだからな。