マメチュー先生の調剤薬局

ねずみの薬剤師、マメチュー先生の日常と、調剤薬局でのお仕事を薬の知識も交えながらほのぼのと描いています。猫好き、猫飼いの管理人の飼い猫エピソードも時々登場します。

教えて、マメチュー先生 アレルギー薬の選び方その2

ナメ江さんがマメチュー先生の薬局に、来店しました。

 

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本日はアレルギー薬について相談にきたそうです。

 

どうやら第一世代のお薬を服用している様子。

 

もうすぐ、接客サービスマナー検定の試験があるとの事で、薬の副作用が心配になったとのこと。

 

「現在気になる症状が有りますか?眠気とか」


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「そうですか。でもナメ江さんにはお薬の変更をオススメします。

副作用が心配なのでしたら、第二世代のアレルギー薬の方が合っていると思います。

特に大事な試験を控えているとの事なので」
 
心配症のナメ江さんには、最初から不安にさせるような副作用の症状を伝えないようにし、薬変更を促します。

 

ナメ江さんは副作用の症状が出ている自覚は無かったようです。
 
しかし自覚の無いまま同じ薬を服用し続けて、試験当日いつの間にか眠気に襲われたりしたら、今までの努力が無になってしまいます。

 

【インペアードパフォーマンス】
眠気を感じていなくても、実際は判断力・注意力等が低下している状態。

 

自動車を運転する方、受験生等は注意が必要。

必要があれば薬の変更をオススメします。



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車の運転に関しては、高齢者が自分の判断力の衰えに気付かず、悲惨な事故を起こしてしまったニュースが相次ぎました。
 
高齢者に限らず様々な年齢の人も、場合によっては判断力が低下する事もある…自動車を運転する時は、自分の為にも他人の為にも注意して下さいね。

 

眠気が出てしまうアレルギー薬。

実はこのお薬の副作用を利用して作られたのが、ドリエル等の睡眠を促す薬。

 

副作用も使い方によっては、主作用となりえるのですね。


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ナメ江さんの次の患者さんはキノコさんでした。


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「キノコさんには、第二世代のお薬をオススメします」

 

高齢者であるキノコさんは、緑内障を発症しています。

 

第一世代の薬の副作用に“眼圧の上昇”というものがあるので、避けた方がいいのです。

 

今まで、アレルギー薬の第一世代・第二世代の紹介をしてきましたが実は購入する際、薬のパッケージにその事が表記されていない場合もあるのです。

 

なので薬を服用する時、気になる方は、お気軽に薬剤師にご相談下さい。