薬が合っていないから…だけでは無く、栄養も足りてない上、疲れているんだろうと思ったケイヒさんはハイエさんを抱えてマメチュー先生の所に。
マメチュー先生は、ケイヒさんを落ち着かせる為、温かい飲み物を用意。
そしてケイヒさんが持参した、収穫したてのアスパラをつかってお料理まで作ってくれました。
アレルギー薬には最初に販売された第一世代と呼ばれている薬と、現在主流になっている第二世代と呼ばれている薬があります。
第一世代の薬の方が効果は強いのですが、その分副作用も強いのです。
眠気やドライマウス等の症状があると言われています。
ハイエさんが服用していたのが、こちらのお薬です。
一方ケイヒさんが服用していたのは、第二世代と呼ばれている薬。
症状が重くなる前から服用すると良いと言われています。
効果は第一世代の薬ほど強くはありませんが、副作用が出にくいのが特徴です。
普段忙しく、効き目より眠くなりにくい事を優先させたい方にオススメです。
「じゃあ、俺とハイエに合う薬は、逆だったんだ」
「そうですね。薬の効果は人によってそれぞれですが、ハイエさんは人よりも強く副作用が出てしまったようです」
ただ、多くの人は就寝前に薬を服用していれば、眠気が気にならなくなります。
それでもやはり眠気が残るという方もいるようで…
同業者の知人でポあねさんという方がいるのですが、どうしても翌日まで眠気が残ってしまうと、前におっしゃっていましたね。
「朝は普段から起きづらいタイプなもので、副作用が出てしまっている事に気付かないんですよね」
職場に車通勤をしていた事もあるそうなので、運転には気を付けて欲しいですね。
仕事中にも気付けばひどい眠気に襲われる事もあるとか。
「へぇ~。副作用なんて感じた事無いなぁ。でも俺は運転も普段しないし。第一世代の薬を買ってっても良いですか?」
「勿論です。アレルギーの症状で苦しんでいるケイヒさんには、こちらのお薬が合ってると思います」
「はい、ありがとうございます」