猫のバーバラさんとは、“仲良し”とは言えませんが顔見知りにはなれました。
“近所に住む子ども”その程度には、認識されているようです。
なのに、しばらく姿を見せてくれない時期が…
寂しく思っていたある日、なんとバーバラさんが、お子さんを連れて我が家の庭に遊びに来ました。
可愛いけれど、バーバラさんにはあまり似ていない子どもさんたち。
もんじゃりした長毛のお子さんたちでした。
勿論、そんなとっても可愛い仔にゃこさんたちと仲良くしたいポいも。
ですが、警戒されるのは分かりきっているので、見つめるだけ我慢する事に。
「誘拐してやるっ」
まぁ、これが本音ですがね。
家には動物嫌いの母もいることですし。やめときます。
そういう黒い心を持った人間に、監禁されないようにするためにも、警戒心は大事です。
聞いてますか?
世の中の可愛い子さんたち。
無理にお触りをしたりはしないものの、庭にバーバラさん親子が出現するたびに、ポいもは部屋から飛び出し近距離で見つめに行く。
何度もしつこく、ご一家の前に顔を出しに行くものだから、片方のお子さんとだけは、少しだけやりとり出来るようになりました。
より仲良くなるため、猫さんの本能を利用し、一緒に遊ぶ事に。
最初はクールを気取っていた仔にゃこさんですが、次第にお尻ぷりぷり。
リュウノヒゲ(植物)で夢中になって遊んでくれました。
そんなに可愛い可愛い仔にゃこさん。
何故でしょう。
確かに昨日は仔にゃこさんだったのに…
今日会ったら「あれ?」
何でもう大人になっているの?
おかしいなぁ。
遊びたい盛りの仔にゃこさん。
落ち着きがなさ過ぎて「早く大人になってくれないかなぁ」なんて思う事も無くは無いんですが。
本当に早く大人になっちゃうとそれはそれで寂しい。
そして、バーバラさん。
大人になった自分のお子さんに、とっても冷たくなる。
ポいもにはしないのに、お子さんには「カー!!」とすっごく怒る。
そのため子どもさんたちは、すっかり我が家の庭に近寄れなくなってしまいました。
これが猫さんの社会…?
おうちの中で、バーバラさん一家はどのように暮らしているのでしょう。
それはよく分かりませんが、一応バーバラさんが庭にいらっしゃらない時は、その後もお子さんは、遊びに来てくれていました。
子どもさん、また遊びに来てね。