ナメ江さんは、フロ次さんとクラゲさんに付き添われ、マメチュー先生の所に運ばれてきました。
「まゆサン。キノコイツモアリガトデス」
「ちゃんと、食ってんのか?どうした?しょぼくれて。相変わらずちんちくりんだな」
体をそっと見せるナメ江さん。
「ブツケタ覚エ…無インデス。ナノニ青アザガ…」
その話に反応するUSA。
「何それ、ナメちゃん。怖い話?」
「どうするの?ナメちゃんの体に、日ごと青アザが増えていってさ。すっかり全身変色して真っ青になったら…」
「おお、アバターみたいになるじゃん。映画の」
「何だ?フロ次!やっぱてめぇが犯人か?」
その横でてんまさんがなにか、考えている様子。
「でもね、青とか黄色とか、同じようなアメフラシは何種類かいてね」
「また訳の分からん情報」
「ナメちゃんアメフラシ?」
「鮮やかでとってもキレイなの。でも青いナメクジもいてね」
「ナメちゃん青ナメクジ?アメフラシとの違い何?」
「どっちになったって、良いじゃねえか」
青アザの話に戻りましょう。